Sexy Zone菊池風磨がシェイクスピア悲劇の最高峰『ハムレット』に挑む!「可能性を広げるきっかけに」

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Sexy Zoneの菊池風磨主演で、2019年秋に『HAMLET ―ハムレット―』の上演が決定した。菊池の舞台出演は、2015年9月に上演された『DREAM BOYS』以来約4年ぶり。シェイクスピア四大悲劇の一つで、単独初主演かつストレートプレイ初挑戦を果たす。

さらに、オフィーリア役には南沢奈央、ボローニアス役に大鷹明良、クローディアス役に大谷亮介、ガートルード役に安蘭けいが決定。さらに、宮崎秋人、章平、風間由次郎、小柳心、味方良介、末原拓馬、福原冠、冨永竜、森田甘路、駒井健介、天野勝仁、新垣ケビン、花王おさむといった顔ぶれが参加する。

演出を手掛けるのは森新太郎。森は、『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』『十二夜』に続き4作目のシェイクスピア作品演出となる。

発表にあたり、菊池と演出の森より、以下のコメントが届いた。

◆菊池風磨(Sexy Zone)
今回出演が決まって、まさか自分がハムレット役をやらせていただくことになるとは思ってもみなかったので、とにかく驚いた次第でございます。もちろん、喜びもありましたが、何より驚きが大きかったです。『ハムレット』は、作品自体に歴史と伝統があり、国内外においても、様々な方々が演じられてきた由緒正しき役であることは私でも百も承知ですので、かなりのプレッシャーを感じていることは否めません。ですが、やりたいと思ってやらせていただける役ではないからこそ、この機会に全身全霊で向き合いたいと強く思っております。
ストレートプレイに対する意識は強く、恐縮ながら役者としても活動させていただく以上、一度はストレートプレイの舞台に立ちたいと思っていたので、これ以上光栄なことはございません。Sexy Zoneの可能性を広げるきっかけになれればと思っております。
ハムレットという大役を、歴史と伝統に則り、真摯に演じて参りたいと思っております。その表現の中で現れる新たな菊池風磨をお見せすることを約束致しますので、ぜひご覧ください。

◆森新太郎(演出)
そこに活劇としての魅力があるとはいえ、『ハムレット』が相当血なまぐさい復讐劇であることは確かです。主要人物のほとんどが残酷な死を遂げます。「復讐せよ」とハムレットに命じた父の亡霊もまさかこれほどの事態になるとは想像していなかったのでは。人間の理性を信じ “正義”や“名誉”というものを希求して止まなかったハムレット。そんな彼による凄惨な復讐劇だからこそ、この物語はいま上演する意義があり、現代にも通じる問題作として我々の前に立ちはだかるはずです。古典戯曲の金字塔に真っ向勝負で挑んでいけたらと思います。

【あらすじ】
ハムレットの父であるデンマーク王が急死し、その跡を継いだのは王の弟・クローディアスだった。王の死後すぐに、ハムレットの母・ガートルードは、新国王となったクローディアスと再婚。父の死と、母の早すぎる再婚にハムレットは狼狽する。そんな彼のもとに、ハムレットの父に似ている亡霊が城壁に現れた、とホレイシオが知らせに来る。自ら真偽を確かめようと出かけたハムレットの前に現れた父の霊は「クローディアスに毒殺された」と告げた。復讐を誓ったハムレットは、狂気を装い機会を伺うことに。
そんな彼の変貌ぶりに周囲は驚くが、ポローニアスは自分の娘・オフィーリアへの実らぬ恋が原因だと言う。しかし、心配するオフィーリアをハムレットは冷たくあしらい、そんな彼の態度にオフィーリアは深く傷つく。
ある日ハムレットは、王の弟が王を殺害、王妃と結ばれ後に王になる、という筋書きの演劇を上演させる。それを観ていたクローディアスの動揺に、父を殺したのは彼だという確信を得て・・・。

『HAMLET ―ハムレット―』は、以下の日程で上演。チケットは、7月28日(日)10:00より一般発売開始。

【東京公演】9月8日(日)~10月6日(日) 東京グローブ座
【大阪公演】10月9日(水)~10月15日(火) 森ノ宮ピロティホール

【公式HP】http://hamlet2019.jp/

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