「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載されている人気漫画「アルスラーン戦記」(漫画:荒川弘、原作:田中芳樹)が、ミュージカル化されることが分かった。上演時期は、2019年9月。発表に合わせ、ティザービジュアルと出演キャスト第1弾も発表。王太子アルスラーン役は木津つばさが務める。
このほか、ダリューン役に加藤将、ナルサス役に斉藤秀翼、エラム役に熊谷魁人、ギーヴ役に山田ジェームス武、ファランギース役に立道梨緒奈、アルフリード役に岩戸千晴、ヒルメス役に伊万里有が決定。演出・脚本は伊勢直弘が担当する。
公開されたティザービジュアルは、架空の王国パルスを舞台に、木津演じるアルスラーンの“王になる覚悟”が感じられる仕上がりとなっている。発表にあたり、漫画を担当する荒川、原作の田中、出演者より木津、加藤、斉藤、伊万里のコメントが届いた。
◆荒川弘(漫画)
私にとってはまさかの舞台化!
役者さんの演技はもちろんですが演出も楽しみです。
小説ともアニメとも漫画とも違う、舞台ならではの演出。そこに乗ってくるその時その時一度きりの生の演技は、きっと見る者に素敵な刺激を与えてくれることでしょう。
ああ、早く観たいですね!
◆田中芳樹(原作)
「アルスラーン戦記」は、荒川弘さんの手で漫画化していただけただけでも充分すぎるほどですのに、この度は多くの方によって舞台化されることになりました。つくづく幸せな作品だと思います。ワクワクしながら初演の日を待っております。読者の皆さん、どうかよろしくお願いいたします。
◆木津つばさ(アルスラーン役)
この作品への出演が決まった時は大きな喜びと共に期待に応えられるだろうかと重圧に飲み込まれました。個人的に大好きな作品であり、しかもアルスラーンを演じさせていただけることは、木津つばさの役者人生において最大の挑戦だと踏んでおり、今はまだ夢の中にいる気持ちです。しかし必ず素晴らしい物にして見せます。アルスラーンという人物を、熱を持ち、冷静に、時には実直に演じ抜きたいと思います。
◆加藤将(ダリューン役)
まさか自分があのダリューンを演じられるなんて思ってもいませんでした。今はダリューンのように強くなれるか、不安とプレシャーがありますが、強くて男らしくなれるようがんばります。「アルスラーン戦記」の世界観を大切にし、作品を愛して、魂を込めて演じていきます。
◆斉藤秀翼(ナルサス役)
ナルサスは、この物語、作品においてとても大切な役となります。彼は髪が長いですが、このブロンドを捌きながら、時には靡かせながら、そして時には食べながら、やるしかないなと思いました。大切に、精一杯つとめます。
◆伊万里有(ヒルメス役)
決まった時、まず「木津つばさ」がいると聞いて一番嬉しかったような気がします。自分が決まったというよりも「木津つばさ」がいる喜びが大きかったですね。皆様。「木津つばさ」は、かわいい子です。そのかわいい子を叩き潰す気持ちでいきます(笑)。そしてヒルメスとして、彼の過去をしっかり背負って舞台に立とうと思います。
ミュージカル『アルスラーン戦記』は、9月5日(木)から9月8日(日)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、9月11日(水)から9月16日(月・祝)まで東京・シアター1010にて上演される。
なお、4月25日(木)18:00から5月7日(火)23:59までチケットのオフィシャルHP一次先行(抽選)が行われる。
受付URL:チケットぴあ https://pia.jp/v/arslan19of/
【公式HP】https://arslan-stage.jp
【公式Twitter】@arslan_stage
(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ