2019年7月に、舞台『博多豚骨ラーメンズ』の上演が決定した。本作は、福岡県⽣まれ・在住の木崎ちあきが、博多を舞台に私立探偵、拷問師、情報屋など裏稼業の男たちの姿を描いた同名小説の舞台化作品。現在までにシリーズ9冊が出版され、コミカライズのほか、2018年1⽉にはTVアニメ化もされている。
博多と言っても、小説の中で描かれている博多は、人口の 3%が“殺し屋”の街という設定。ワケありの男たちが暴れまくる痛快群像劇が繰り広げられる。舞台版の脚本・演出を手掛けるのは、米山和仁(劇団ホチキス)。
そして、主演として私立探偵・馬場善治役を演じるのは、劇団Patchの近藤頌利に決定した。合わせて、小説のイラストを担当している一色箱による描き下ろしビジュアルも公開された。発表にあたり、近藤から以下のコメントが届いている。
◆近藤頌利(劇団Patch)
皆さんはじめまして。劇団Patchの近藤頌利です!この度『博多豚骨ラーメンズ』で主演を務めさせていただくことになりました。お話をいただいた時、タイトルに正直ビックリしました(笑)。原作を読み、タイトルと内容に良い意味でギャップがある作品だなと思いましたし、一話を読んだだけで確信しました。「おもしろい舞台になる!」と。原作を舞台化するにあたり、原作以上に楽しんでいただけるよう精一杯がんばりたいです。舞台『博多豚骨ラーメンズ』お楽しみに!!観に来て後悔させない舞台にしてみせます!
なお、天才ハッカーの情報屋・榎田役や、美しすぎる復讐屋・ジロー役など、アクの強いキャラクターたちを演じる共演者については、続報を待とう。
舞台『博多豚骨ラーメンズ』は、2019年7月13日(土)から7月21日(日)まで東京・シアターサンモールにて上演される。
【あらすじ】
「あなたには、どうしても殺したい人がいます。どうやって殺しますか?」
福岡は⼀⾒平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専⾨の殺し屋がいるという都市伝説まであった。福岡市⻑のお抱え殺し屋、崖っぷちの新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、闇組織に囚われた殺し屋・・・。そんなアクの強い彼らが巻き込まれ、縺れ合い紡がれていく市長選。その背後に潜む政治的な対⽴と⿊い陰謀が蠢く事件の真相とは。そして悪行が過ぎた時、「殺し屋殺し」は現れる─!
【公式HP】http://wup-e.com/tonkotsu-stage/
【公式Twitter】@tonkotsu_stage
(C)Chiaki Kisaki2019 (C)2019 舞台「博多豚⾻ラーメンズ」製作委員会