平野良、宮下雄也ら全員『ハンサム落語』経験者!第十幕を迎えた熱いセッション、開幕

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『ハンサム落語』第十幕が、2018年11月6日(火)に東京・CBGK‼シブゲキにて開幕した。「二人一組」の掛け合いで落語の演目を行う独自のスタイルが人気の本シリーズ。2013年2月の1作目から、ついに10回目を数えた。初日前には公開ゲネプロと囲み会見が行われ、第十幕に出演するハンサムより、伊崎龍次郎、磯貝龍虎、小笠原健、桑野晃輔、反橋宗一郎、平野良、宮下雄也、米原幸佑、和合真一(五十音順)が登壇した。

※このほか、公演には林明寛、松村龍之介も出演

『ハンサム落語』第十幕舞台写真_2

今回の出演者11名は、出演回数に違いはあれど、いずれも『ハンサム落語』経験者。第九幕に続いての出演となった伊崎はゲネプロを観ていたようで「先輩方の上手さに震えたのですが、僕は僕なりの戦い方でがんばりたいと思います」と気持ちを新たにしたようだ。

『ハンサム落語』第十幕舞台写真_17

小笠原は、第八幕に続いて2回目の参加。「とにかく楽しく、お客様にも楽しさを届けられるように一生懸命がんばっていきたいと思います」と、改めてやる気を見せた。

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桑野は、第六幕ぶり2回目となる。3年ぶりの登場となるが、「歴史の重みを感じる、そうそうたるキャストの皆さんが集まった中で、僕も輝けるように、セッションを楽しみながら落語をしたいと思います」と笑顔。

『ハンサム落語』第十幕舞台写真_5

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反橋と和合は、伊崎と同じく第九幕に続いての参加。反橋は「再び出ることができて嬉しいです。人が違えば同じ演目でもガラリと雰囲気も変わりますので、その雰囲気を楽しんでもらえたらと思います」、和合は「息の長いコンテンツになっていますが、たくさんの方に“落語”という日本が誇る文化を知っていただきたいので、“落語”という言葉が世界に通じるよう、さらに育て上げていきたいなと思います」と大きな目標を掲げた。

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4度目(第五幕、第六幕、第八幕)の出演を数える米原は「毎回、関わる度に答えがない舞台だなと。いくらでも模索できるし、いくらでも追求できるので、今回も苦悩、葛藤しながらも、楽しんでやれたらと思います」とコメント。

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宮下、磯貝、平野は、初演(第一幕)から本シリーズに参加してきた、手練たち。いつもより長い髪を結い上げ、さらに少し髭を蓄えた宮下は「今回は、この感じでいこうかなと(笑)」と自分で自分をイジりつつ、「組み合わせによって、全然話が変わるのが『ハンサム落語』のおもしろいところであり、見どころだと思います。僕自身もやるのが楽しみなんですが、お客様にもちゃんと伝わるように、毎公演しっかり届けたいと思います」と語った。

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磯貝は、第九幕で意外なことが起こったと振り返り、「新聞に取り上げていただいたらしく、これまでとまったく違う客層の方がいらしていたんですよ。『ハンサム落語』は落語であって落語でないんですが・・・(笑)。本当の落語と同じく、老若男女に親しまれるようにがんばっていきたいと思います」と笑う。

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そして、平野は「この作品の根底には、とことんまで楽しむ、楽しんでいただきたい、という思いがあります。第十幕までやってこられたことに感謝をしつつ、おごらず、今回もそれは変わりません。どの公演を観ても楽しいものになると思いますので、ぜひたくさんの方に見ていただきです」と呼びかけた。

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今回上演される演目は、「まんじゅうこわい」「芝浜」「死神」「明烏」「はてなの茶碗」「品川心中」「幾代餅」の7作。これまでは、一幕につき4作の上演だったが、今回はこれまでシリーズで取り上げた演目の中から、事前イベントで行われたファンアンケートで人気の高かった演目を日替わりで行う。公開ゲネプロでは、宮下×米原、磯貝×小笠原という組み合わせで、「品川心中」「明烏」「死神」「芝浜」が披露された。

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どちらのペアも、ゲネプロから汗だくになりながら、それぞれの相手と大格闘。宮下と米原は、RUN&GUNとして時間を共にし、互いを良く知るからこその距離感を見せ、磯貝と小笠原は、自由奔放な磯貝に、小笠原が奮闘し、立ち上がらんばかりの熱をほとばしらせていた。

『ハンサム落語』第十幕舞台写真_13

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公演の最後には、すべての演目を終えたハンサムたちによる「大喜利」も行われる。毎回恒例となったこのコーナーでは、役者たちの芸達者な一面やスベり倒したりする素顔が垣間見える。一度として同じ瞬間はない“セッション”。果たして、本番では、公演を通してどんな展開を見せるのか。

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『ハンサム落語 第十幕』は、11月6日(火)から11月13日(火)まで東京・CBGK‼シブゲキにて、11月16日(金)から11月18日(日)まで大阪・シアター朝日にて上演。東京公演はすでに完売しているが、毎公演当日券あり。上演時間は約2時間を予定。

なお、大阪で行われる大千秋楽公演が、FLESH LIVEで生配信されることも決定した。配信を購入すると、豪華賞品の当たるスペシャル抽選会に参加することができるとのこと。詳細は、公式HPにてご確認を。

【生配信対象公演】11月18火(日)16:00公演(生中継は15:00から)
【販売期間】11月1日(木)~12月8日(火)23:59
【販売価格】2,000pt
※「大阪千秋楽ソワレ生中継視聴」「見逃し配信視聴」「抽選券1回分」を含む
【配信詳細】https://freshlive.tv/projects/t8RQy/

【公式HP】https://www.clie.asia/hr10/
【公式Twitter】@clie_seisaku

(C)CLIE

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

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