2014年にローレンス・オリヴィエ賞でプレイ賞など5部門を受賞した『チャイメリカ』が、2019年2月から日本で初上演されることが決定した。英国の若手劇作家ルーシー・カークウッドの戯曲で、ユーモアにあふれた軽快な会話劇でありながら、重大な歴史的悲劇を背景に、空間・時代を行き来する複雑な構造を持つ本作。
本初演を手掛けるのは、栗山民也。そして、主演を田中圭が務める。田中が栗山の演出を受けるのは、これが初。
上演発表にあたり、田中より以下のコメントが届いた。
◆田中圭
幾度かご一緒している共演者と、はじめましての共演者の皆様、そして、はじめましての演出・栗山民也さんです。信頼している先輩方に相談したら、栗山作品にはぜひ参加したほうがいいとアドバイスを受けるほどの方、挑戦することを決めました!栗山さんの世界を観たことはあるのですが、飛び込むのは初めてです。最高の共演者とおもしろい戯曲と。楽しみになりすぎてます。皆巻き込んで思いっきり深く飛び込めればなと思っています。がんばります。
世田谷パブリックシアター×パソナグループ『チャイメリカ』は、2019年2月から3月にかけて、東京・世田谷パブリックシアターにて上演される(愛知・東海市芸術劇場、兵庫・兵庫県立芸術文化センター、福岡・福岡市民会館、ほかでツアー公演の予定あり)。
(栗山民也写真:白鳥真太郎)