2018年9月より結成10周年記念公演を控えているダンス・チームs**t kingz。ストーリーをダンスで表現する“無言芝居”という新しい手法で人気を博してきた彼らだが、5月末日に都内某所にてライブショーケースが行われた。ここでは同ライブのオフィシャルレポートをお届けする。
開始冒頭ではs**t kinzgの10周年の活動をダイジェストで魅せるオープニングムービーからスタート。スピード感ある映像に続いてメンバーが登場すると、マイケル・ジャクソンのカバー「P.Y.T」(Natan Sharake)のムーディーなナンバーに乗せて、キレのあるダンスが始まった。
息つく間もなく、リズミカルなビートに乗せてs**t kinz得意の“無言芝居”のパートへ。キレキレのダンスだけではなく、表情豊かな演技が光る4人に会場は大盛り上がり。演技の中では、新作舞台『The Library』のPVの生パフォーマンスも披露された。
その後はメンバー4人からそれぞれ得意のダンススタイルを加えた自己紹介が行われた。「脱サラダンサーです!パッションのあるダンスが得意です」(shoji)、「人からはセクシーなダンスだと言われますが、最近子供が生まれたので、セクシーにも磨きがかかったと思います」(kazuki)、「メンバーからは、天然だと言われます。長身ですが、全身を使ったダンスが得意です」(NOPPO)、「最近は、タップもやりはじめました!」(Oguri)。
ライブではs**t kinzが得意とするストーリーをダンスで表現する“無言芝居”とはどんなもの?という質問があり、その流れで「シチュエーションダンス」を披露することに。今回は箱に入った「シチュエーション」のお題の中から来場者によって「ラーメン屋」が選ばれた。20秒程のBGMとともに、見事にラーメン屋のシチュエーションを表現すると、会場から歓声と笑いが起きた。
次に、今回の新作舞台『The Library』のテーマ曲をプロデュースした、2017年グラミー賞ノミネーターのstarRoが登場。「もともとダンスを少しやっていたので、ダンサーが喜んでくれる曲を作れたのはとても嬉しい」というstarRoからのコメントに「starRoさんとDuckwrthさんと大好きなアーティストがコラボしてくれて夢のようでした」とs**t kingz一同、コラボできた喜びを伝えた。
その後行われたs**t kingz×starRoでのフォトセッションは、表現者同士という事もあり、体を大きく使ったポージングが続き会場はヒートアップ。最後にリーダーのshojiより「過去に、チャップリンや、ジーンケリーが時代に名を刻んだように、21世紀には、s**t kingzがいたと言われるチームになるようにがんばって行きたいと思います」と、秋の新作舞台『The Library』への意気込みを語った。
『The Library』は9月12日(水)より神奈川・横浜赤レンガ倉庫にて上演される。その後、宮城、愛知、広島、福岡、大阪、東京を巡演。詳細は以下のとおり。
【横浜公演】9月12日(水)~9月20日(木) 横浜赤レンガ倉庫1号館 ※9月12日(水)はプレビュー公演
【仙台公演】10月10日(水)・10月11日(木) 仙台銀行ホール イズミティ21
【愛知公演】10月20日(土)・10月21日(日) 穂の国とよはし芸術劇場
【広島公演】10月27日(土)・10月28日(日) 広島JMSアステールプラザ
【福岡公演】11月3日(土・祝)・11月4日(日) ももちパレス
【大阪公演】11月9日(金)~11月11日(日) サンケイホールブリーゼ
【東京公演】11月21日(水)~11月23日(金・祝) 東京国際フォーラム
【公式サイト】http://shitkingz.jp/
(C)Takanori Tsukiji
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