末原拓馬率いる劇団おぼんろ『キャガプシー』世界感溢れる公演写真が到着

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劇団おぼんろによる『キャガプシー』が、2018年5月16日(水)に東京・おぼんろ特設劇場「キャガプシーシアター」(葛西臨海公園内 汐風の広場)にて幕を開け、それに伴い公演の様子が収められら写真が届いた。

劇団おぼんろとは、大人のための寓話を物語り続けて来た、主宰の末原拓馬、さひがしジュンペイ、高橋倫平、わかばやしめぐみによる演劇集団。昨年からの再演となる今回では、初演でウナサレ役を演じていた末原がトラワレを、そして前回は出演していなかった高橋がトラワレ役を演じ、さらにパワーアップした物語が綴られていく。

『キャガプシー』02

『キャガプシー』03

【あらすじ】
キャガプシーと呼ばれる人形達は人形同士で壊し合いをするために創られた。人間の罪の穢れを浄化するための儀式なのだ。気になるのは、キャガプシー達が何を考えていたか。その儀式は人里離れた場所でひっそりと行われていたが、ある時、その壊し合いを見世物にしようと考えるネズミという男が出現する。

それから10年、仲間を壊し続けるトラワレという名のキャガプシーを破壊させるための人形を作り続ける盲目の人形師ツミ。ガラクタを集めて小屋を作り、そこで人間たちに残酷なショウを見せ続けるネズミ。三者は互いに笑い合うことも、泣き出すこともなく過ごしていた。​しかし、ある時創られた「ウナサレ」というキャガプシーは何かが壊れていた。彼は眠るたびに悪夢にうなされると大声で嘆き、先に創られたトラワレを兄だと言い放つや、朝も晩も、大笑いをしながらトラワレを全身全霊で愛し始めるのだった。そして何かが、変わり始める・・・。

『キャガプシー』04

今回も初演と同じく、葛西臨海公園内の汐風の広場という何もない場所に、公演“参加者”から贈られてきた「不用品」を使って劇場を建設。末原が過去に路上で芝居をしていた際に感じた「どこでも芝居ができる」という信念そして「野生動物のような気持ちで、自分たちにしかできないことをやりたい」という志が貫かれている。

おぼんろ第16回本公演『キャガプシー』は、5月16日(水)から5月27日(日)まで、東京・おぼんろ特設劇場「キャガプシーシアター」(葛西臨海公園内 汐風の広場)にて上演。

【劇団公式HP】http://www.obonro-web.com/

(写真/オフィシャル提供)

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