ピューリッツァー賞戯曲部門賞を受賞した『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル~スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ~』が2018年7月に尾上右近主演で日本初上演されるが、このほど同作のオールキャストが明らかになった。
名前が発表されたのは、南沢奈央、葛山信吾、鈴木壮麻、村川絵梨、そして陰山泰ら実力派俳優。さらに、篠井英介が母性溢れる主人公の母親役に決定した。以上のキャストが、翻訳現代劇初挑戦となる尾上とともに舞台を作り上げる。キャストの発表に伴い、翻訳・演出と務めるG2からコメントが届いている。
◆G2(翻訳・演出)
演劇のほんとうのおもしろさって何だろう?と自問することが多くなった昨今、出会ったのがこの戯曲です。Web空間と演劇のミスマッチなマッチング。文字通りワールドワイドに繋がってゆく人々。(日本も登場します!)それぞれに問題を抱え、喘ぎ、苦しみながらも、誰かと繋がろうとする。そんな登場人物たちが織りなす新感覚の劇空間を、右近さんを始め、熱量の高いキャストたちと創り上げる喜び。それはきっと最高の興奮をもたらすはず。です。
PARCOプロデュース2018『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル~スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ~』は、7月6日(金)から7月22日(日)まで、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演。このほか、地方公演も予定されている。
【公式サイト】http://www.parco-play.com