EXILEのMATSUこと松本利夫の一人舞台『MATSUぼっち05』-レコード-が、2018年2月2日(金)東京・品川プリンスホテル クラブeXにて開幕した。5回目となる今回のテーマは「レコード」。原案・主演を松本、演出を徳尾浩司が手掛け、人生をレコードに例えながら芝居やアクション、演奏、ダンス、そしてチャレンジ企画と、盛りだくさんなステージとなっている。初日前には公開ゲネプロと囲み会見が行われ、松本が本作の内容や初日直前の心境について語った。
【あらすじ】
天国からさほど遠くない場所にある、古びたジャズ・バー。風変わりな店主が営むこの店では、様々な人たちの人生が記録されたレコードを、ジュークボックスにかけて楽しむことができる。そこにふらりと現れた一人の男(松本)は、不思議な店主の導くがままにレコードをかけていく・・・。
『MATSUぼっち』シリーズについて、松本は「毎回いろいろなことに挑戦させていただいていますが、自分の限界にどこまで迫ることができるかをテーマにしています。様々なことをやるので、心身共に限界まで自分を追い込んでいます」と気合いを見せた。
見どころについて問われると、松本は自身がMCを務める番組『MATSUぼっち』(フジテレビ系)を例に出し「僕が何かといじられる点が楽しまれているそうなんです。それを踏まえてこの舞台では(僕への)無茶振りをクリアしていくところが見どころですね。動揺しながらも僕が壁を乗り越えていく様を楽しんでいただきたいです」とコメント。
その言葉のとおり、劇中では松本が孤軍奮闘しながら様々なテーマをクリアしていく。また、ステージの上から観客にまめに声をかけ、さらには客席に降りて直接観客を巻き込み、観る側も自分が芝居の一部となったような感覚で楽しめるような趣向が凝らされていた。
このほか、ギネス記録に挑戦するコーナーも。ゲネプロではお尻で風船を何個割ることができるか、またトイレットペーパーを何個積めるかを披露。会見中、この企画について触れられると「初日からいきなり成功しちゃったらその後はどうしたらいいんでしょうね」と心配(?)しつつも、どこか楽しんでいる様子だった。
最後に松本は「この舞台はお客様が入っていただいて完成する舞台。観に来てくださる方々に支えていただけるような舞台となっています。お客様と一緒に楽しめる空間を作れたらいいですね」とアピールした。
なお、公演期間中「シェフ夫Night」「Saturday Dance Night」「Special Party」という企画が催される回もある。詳しくは公式HPにてご確認を。
松本利夫ワンマンSHOW『MATSUぼっち05』-レコード-は2月12日(月・祝)まで、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演。その後、大阪・新潟・北海道・宮城を巡演する。日程の詳細は以下のとおり。
【東京公演】2月2日(金)~2月12日(月・祝) 品川プリンスホテル クラブeX
【大阪公演】2月15日(木)~2月18日(日) 大阪ビジネスパーク円形ホール
【新潟公演】3月3日(土) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
【北海道公演】3月9日(金)・3月10日(土) 道新ホール
【宮城公演】3月17日(土) 電力ホール
【公式HP】http://m.ex-m.jp/news/detail?news_id=15570
(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)