レプロ初の男性演劇ユニット「ウズイチ」に菊地亜美が辛口コメント炸裂!

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芸能事務所レプロエンタテインメントが2017年春にオープンした劇場「浅草九劇」。芸能の聖地・浅草で“エンタテインメントを育む”ことを狙い「UZMK(ウズマキ)プロデュース」と銘打ち、若手の俳優たちを中心に様々な作品を作ろうとしている。その第1弾として2017年4 月から公演を行っているのが『浅草少女歌劇団・ローファーズハイ!!』。「ローファーを履いた女子高生」という設定の中、レプロ所属の若手女優たちが出演し話題を呼んでいる。そしてこのほど「UZMK プロデュース」第二弾となるレプロ初の男性演劇ユニット「浅草軽演劇集団・ウズイチ」が始動した。

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ウズイチは一般公募を含むオーディションを勝ち抜いた精鋭14名の若手男性で構成され、2018年3月に旗揚げ公演『シャフ』を上演する。『シャフ』は人力車の車夫(シャフ)になるために奮闘する青年たちを描いた物語で、劇作家・横山拓也による書き下ろし作品。演出は荒谷清水(南河内万歳一座)、振付は塩野拓矢(梅棒)が務める。

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そのウズイチのお披露目イベントが1月21日(日)に、東京・浅草九劇にて開催され、ウズイチのメンバーである稲垣政成、今村航、上原一翔、北優心、白石惇也、高橋元希、寺田直生、富永盛也、宗綱弟、伊藤貴史、内田莉暉、小野駿、佐藤蓮、藤原成覇の14名と、MCのお笑い芸人・ジャガモンド、ゲストとして事務所の先輩である菊地亜美が登壇した。

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お披露目イベントは一般応募により集まった観客の前でダンス・パフォーマンスを披露することからスタート。旗揚げ公演の『シャフ』をイメージさせる衣装とダンスとでみなぎる若さを見せつけた。

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続いて劇団員から自己アピールが行われた。トップバッターはメンバー最年少の15歳・稲垣。ダンスが得意という稲垣は特技のブレイクダンスを披露。続く今村は稲垣を意識したのか「最年少、10歳です!」とボケて会場を笑顔にさせた。

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3ヶ国語を話すことができる上原は「ウズイチを愛して欲しい」と韓国語で挨拶すると会場から拍手が湧き起こる。また、ヘアセットが得意と語る北は劇団員のヘアセットもしたとアピールした。

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自称“ウズイチのムードメーカー”白石は「早口言葉が苦手なんです」と言いながらも「生麦生米生卵」をあっさり言い切ってしまい笑いを誘っていた。殺陣が得意で、刀を持つと人格が変わるという高橋は「殺陣の動画を(動画アプリ「30(サーティー)」に)アップしているので見てください」と観客に呼びかけた。

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寺田は「皆さんに夢と希望と感動を届けられるようなスターになるためにがんばります」と挨拶。MCから「その完璧な挨拶はマネージャーから(事前に)言われたのかな?」と聞かれると、「そうです」と素直に答えた寺田に観客は大笑い。

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富永は「この道に正解なんてないのかもしれませんが、自分が正しいと思う道を模索してがんばっていきます」と真剣な目つきでコメント。また、伊達政宗の息子・伊達宗綱が先祖だという宗綱は「でも、殺陣はまだ練習中です」と笑顔を見せた。

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孤独を愛するという伊藤。しかし、メンバー全員が伊藤と仲が良いと手を挙げ主張すると発言と現状のギャップに「逆に胡散臭いだろ!」とMCから指摘される。サッカーが得意という内田はエアリフティングを披露してくれた。

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小野は「めっちゃ、緊張しています」と言いながらもコール&レスポンスや歌を披露。その自由な振る舞いにMCから突っ込みが入っていた。佐藤は、先に自己アピールを終えた北がセットしてくれたという自分の髪型について「気に入っている」と北を称賛。自分よりメンバーをプッシュする姿を観客が微笑ましく見守っていた。

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最後に藤原が「趣味は本を読むこと、特技は絵を描くことと水泳です」と挨拶をすると、それを受けて特技の背泳ぎ、さらに物真似などをその場で披露させられるという、芸人ばりの無茶振りが。しかし藤原は果敢に対応し、見事に会場を沸かせていた。

イベント内で行われた「ウズイチの真の男前は誰だ!?男らしさコンテスト」では、“イケメンご意見番”として菊地が審査員として登場。菊地は開口一番、ウズイチたちに「イケメンなのは当たり前だから、さらに何かを身につけないとダメ!」と辛口コメントを炸裂させた。

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3つの審査に14人が挑む。第1審査「丼かきこみ審査」には今村、寺田、宗綱、伊藤、藤原が参加。「男らしい食べっぷりを見たいです!」語っていた菊池だが、最終的には食べっぷりとは関係なく、菊地の似顔絵を持参してアピールした藤原を勝者としたお約束の展開に会場は大盛り上がり。

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第2審査「Tシャツ破り審査」には北、富永、小野、佐藤が参加。ライダー俳優を目指しているという北が、Tシャツを破った後に『仮面ライダー電王』の変身ポーズをアドリブで披露すると、これが評価されて勝利。第3審査「お姫様抱っこ審査」には稲垣、上原、白石、高橋、内田が参加。お姫様抱っこをして甘い言葉をささやくメンバーたちの中で、菊地は「言葉に本心を感じました」という稲垣を勝者とした。

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会場に集まった女性ファンたちの熱い視線を釘付けにし、お披露目イベントを盛り上げたウズイチ。みなぎるエネルギーを秘めた若手演劇集団の今後にご注目を。浅草軽演劇集団・ウズイチ旗揚げ公演『シャフ』は3月2日(金)から3月11日(日)まで東京・浅草九劇にて上演される。

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(取材・文・撮影/櫻井宏充)

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この記事を書いた人

演劇、海外ドラマ、映画、音楽などをマルチに扱うエンタメライター。エンタステージ立ち上げからライターとして参加し、小劇場から大劇場のストレートプレイにミュージカル、2.5次元、海外戯曲など幅広いジャンルにおいて演劇作品の魅力を日々お伝えしています!

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