レプロエンタテインメント初の男性演劇ユニット「浅草軽演劇集団・ウズイチ」の第3回公演『シャフ~vol.3~』が、2018年12月2日(日)に千穐楽を迎えた。このほど舞台写真とオフィシャルレポートが到着したのでお届けする。
浅草軽演劇集団・ウズイチとは、「若手男性俳優の育成」を目的とし、今年3月に旗揚げ公演、7月に第2回公演を実施した。今回の第3回公演は、浅草軽演劇集団・ウズイチ誕生の1年を締めくくる気合いの入った公演となり、新たにオーディションによって選ばれた赤城龍一、鈴木康介、仲井間稜の新メンバー3名を迎えた新体制で公演を行った。
『シャフ~vol.3~』は、日本全国に店を構える観光人力車専門店〝えびす屋″が5年に1度開催する車夫の技術を競う全国大会出場に向けて、様々な困難に立ち向かう様子を熱く描く、男たちの青春ストーリー。
【あらすじ】
“車夫(シャフ)” それは人力車を引く者たちの事を言う。これは、車夫に魅了されてその世界に入った4人の男達の物語。
日本全国に店を構える観光人力車専門店“えびす屋”。その浅草店で働く4人は人気、実力共に全国トップクラスとなった。そんな彼らに試練が訪れる。えびす屋が5年に一度開催する、車夫の技術を競う全国大会に東日本代表チームとして出場することになったのだ。
大会に向けて修行に出た彼らに待っていたのは鬼コーチと厳しい特訓の日々。挫けそうになる彼らはある日、鬼コーチの意外な過去を知ってしまう。そして明かされる、敵対する西日本代表チームとの繋がりとは・・・。冬空広がる浅草で、男達の熱い戦いが今、始まる!
今回の『シャフ~vol.3~』では、〝えびす屋イースト″と〝えびす屋ウエスト″の対決シーンがあり、2色のサイリウムは劇中の勝敗を決めるシーンで、観客のリアルな感想を反映する投票グッズとして用いられた。千穐楽では、〝えびす屋イースト″が見事勝利し、大いに盛り上がった。
公演後には「想像を遥かに超えるおもしろさだった」「こんなに清々しい気持ちにさせてもらうことは滅多にない」「成長する若い衆にエネルギーをいただきました」「この冬に胸が熱くなる舞台、とても良い時間でした」など、ウズイチのフレッシュさや暑苦しさに魅了されたファンからの声が多くあがっている。
そして千穐楽ではサプライズで、2019年春に新たな公演を行うことが発表された。公演を重ねるごとに成長が垣間見える、浅草軽演劇集団・ウズイチの今後の動向に期待が集まる。
【公式HP】https://asakusa-kokono.com/independent/uzuichi/
【Twitter】@lespros_uzuichi
(文・撮影/オフィシャル提供)