大貫勇輔と本田望結が進行役を務めるWOWOWのバレエ情報番組「バレエ☆プルミエール」に、ダンス・バレエ経験者としても知られる女優の土屋太鳳が出演することが明らかとなった。この度、土屋が登場する番組冒頭とエンディングに流れるオープニング映像の撮影が都内のバレエスタジオにて行われた。
「バレエ☆プルミエール」は、国内・海外のバレエに関する最新の公演情報やニュース、今、絶対に知っておきたい注目ダンサーの紹介、さらにバレエメソッドを活用したトレーニングの紹介など、ここでしか観られないメニューを取り揃えた番組だ。
そんなバレエ情報番組に出演が決まった土屋は、3歳からクラシックバレエと日本舞踊を習い始め、“踊ること”を「特技」としてきた女優。TVドラマや映画などで見せる女優としての存在だけでなく、キレの良いダンスでも話題を集めている。今回撮影されたオープニング映像の舞台は、誰もいないダンススタジオ。そこにやってきた土屋が、久しぶりのスタジオの感触を確かめながら、やがて自分でも軽く身体を動かしてみる・・・。ブルーを基調とした清廉な映像美が、バレエダンサーのストイックな印象をかもし出していた。
撮影中は、監督の指示に土屋は耳を傾け、その要求に的確に応えていく。さらに撮影の待ち時間には、しばしばスタジオの隅で踊る姿もあった。さながら、映像内の女性同様に、スタジオの感触を自身でも確かめているかのようにも見えた。
撮影に参加した土屋からコメントが届いている。
――土屋さんがバレエをしていて一番楽しいと思うポイントは?また、バレエを観る時に注目するとより楽しめるポイントがあれば教えてください。
バレエの練習自体は本当に厳しいと思うのですが、その厳しさの中にさえ輝きを感じることがあり、それがとても好きです。たとえば練習着もシューズも、使うものはすべてどこかが美しく、その美しさが練習の中で変化したとしてもそれは素敵な愛着に変わります。また、身体の動きや立ち姿ですら、バレエに出会わなければ出会えなかったものかもしれません。ちょっとしたことから本番の舞台の上まで、関わるものすべてに「バレエ」という美しい魔法がかかっているようで、とても魅力的だと思います。
楽しみ方は本当にたくさんあると思いますが、踊るにしても観るにしても、まずは「バレエの魔法」に酔いしれてしまうことが、最初の、そして最高の一歩ではないかなと思います。また、ダンサーの方によって役への解釈や表現の仕方がまったくと言っていいほど異なるので、その点に注目するのも楽しいことではないかと思います。
――気になるバレエダンサーはいらっしゃいますか?
熊川哲也さん、宮尾俊太郎さん、アダム・クーパーさん、ジリアン・マーフィーさん。それぞれ心惹かれる理由は違いますが、とても素敵な方々だと思います。
――今日の収録を終えてみて、いかがでしたか?
やっぱりバレエは最強だと思いました。何が最強かは分からないのですが、ただただ素直に、その言葉が心に浮かびました。先程も申し上げましたが、バレエは、踊る人にも観る人にも深い魔法をかける不思議な存在だと思うのです。そして特に踊る人にとっては、どのジャンルのダンスにも繋がる万能の扉のような存在ではないかと、あらためて実感しました。
土屋がオープニング映像に登場する「バレエ☆プルミエール」第2回は、12月24日(日)にWOWOWライブにて午後4:20より放送される。月2回を予定している「バレエ☆プルミエール」放送の前後にはバレエ関連番組の予定も放送。今回は、クリスマス・イブの放送にふさわしく、英国ロイヤル・バレエ団による「くるみ割り人形」が夜8:00より放送される。そのほかの詳細は、イブのバレエシアターHPにてご確認を。
【イブのバレエシアター詳細】http://www.wowow.co.jp/special/013146