2017年7月1日(土)より、GYAO!オリジナルドラマ『めがだん』の配信が開始される。『めがだん』とは、2.5次元ミュージカル作品などで人気を博す若手俳優たちが、さまざまなシチュエーションで“めがね男子”を演じる作品。今回の配信は、4話のオムニバスとなっており、黒羽麻璃央、有澤樟太郎、和田雅成、玉城裕規の4名が主演を務める。
配信に先駆け、6月15日(木)に都内にて行われた制作発表会には、黒羽、有澤、和田(玉城はスケジュールの都合により欠席)、そして監督・脚本を手掛けた川尻恵太が登壇。抽選で選ばれた「めがだん特派員」50名を前に、作品について語った。
制作発表ではまず、株式会社GYAO取締役の旦悠輔より「この度、株式会社ネルケプランニング様とご縁があり、素敵なオリジナルドラマを作ることができました。これから、この『めがだん』をどんどんと大きく育てていきたいと思っています。皆様の応援をよろしくお願いいたします」と作品にかける期待が語られた。
『めがだん』は各話30分で、黒羽主演の『めがね探偵 阿佐川クリス』、有澤主演の『本屋のめがねくん』、和田雅成主演の『めがね食堂』、玉城主演の『ウェアラブルめがねくん』が2週間ごとに配信される。作品のテイストは「1日の終わりにほっこりできて、明日もがんばろうと思える」感じを目指したそうで、主演4名の“今まであまり見たことのない姿”を楽しめるという。
監督・脚本の川尻は「皆さんの周りに必ず一人はいるであろう、“めがねくん”と呼ばれているような彼らを主役として、ちょっとおもしろくて、ちょっとおバカで、それでいて優しかったりもする物語を皆で作りました。4作ともまったく違う手法で撮影したので、それぞれ独立した一つの話として、どれを観ても楽しめると思います。お気に入りのキャラクターなんかも出てくるんじゃないかなと。一つでも皆さんの心の琴線に触れるものがあればいいなと思っています」と挨拶。
『めがね探偵 阿佐川クリス』で黒羽が演じるのは、「俺のめがねには真実が映る!」という“エロいが紳士な名探偵”。開口一番「変態やりました(笑)!」と笑いを取りつつ、「初めての名探偵役なんですが、女性が胸に着ける下着を手に持っていたり・・・本当にアホなんです!タイトな撮影スケジュールだったんですけど、共演者の皆さんとそれを感じさせないぐらい親密になれました」と振り返った。
長台詞に少し苦戦したそうだが「噛み倒してしまって、申し訳ないなと・・・。でも、共演者の皆さんが大丈夫だよと言ってくれたので、楽しかったです」と、探偵役ならではの醍醐味を味わった様子。また、配信が黒羽の作品からスタートするということもあり「早く観ていただきたい!『めがだん』は僕からスタートなので、皆さん、広めてください!ほかの3人につなげていけるように(笑)」とアピールしていた。
『本屋のめがねくん』で有澤が演じるのは“心の中だけ雄弁な書店員”。「僕の演じる役は、『めがだん』の中では、一番性格や見た目が普通なんじゃないかなと思うんですけど、二面性がすごいんです」と有澤。「とても無口な、典型的なシャイボーイなんですが・・・めちゃくちゃしゃべります。矛盾していることを言っているなと思われるかもしれないんですけど、見ていただいたらすべて分かると思います!内に秘めているものがすごいので、それをどう演じているのか、観てのお楽しみです」と熱弁した。
また、自身初の映像作品ということもあり「すごく緊張していたんですが、川尻さんや共演者の皆さんが盛り上げてくださいました」と良い経験となったようだ。
そして、和田が主演する『めがね食堂』は、タイトルの通り食堂が舞台となる。演じるのは“中二病の新米店主”ということで、当然料理シーンが出てくるのだが・・・「僕、一切料理しないんです。だから、僕が包丁を持った時点でスタッフさんが『これは何かまずいな・・・一旦待とう』ってなっていて。スタッフさんが切り方の見本を見せてくれるんですけど、包丁にひっついてくるものをどう取ればいいのかも分からないから手を切りそうに」と危なっかしい話が飛び出した。
さらに、川尻が「変な切り方でトマトを切ってたよね」と暴露すると、「トマトむずいねん!!」とトマトに逆ギレする和田。そんな和田だが、“卵だけはうまく割れる”そうで「(卵を)1個だけ割ればいいシーンで、わざと両手で二つ同時に割る技術を見せたんですけど、スタッフさん皆シーンとしていました」と残念なエピソードを重ね、笑いを取っていた。
共演者に曲者も多かったようで「お父さん役のラサール石井さん、お店の常連客役のなたぎ武さんのアドリブがすごくて!重要な伏線になる台詞をなかなか言ってくれなかったんですよ。それをどう引き出していこうかという駆け引きもあって、楽しかったです」と明かす。また、台詞が関西弁ということもあり、和田の“素”も垣間見えるとのこと。
そして、『ウェアラブルめがねくん』で玉城が演じるのは“スーパー理系サラリーマン”。残念ながら会場に足を運べなかった玉城からは「初めて体験する特殊な役を演じさせていただきました。今回の役と玉城の共通点は・・・、ほぼほぼ、ないです!僕はどちらかというと、感覚で動く人間なので。だからこそ、演じていてすごく新鮮で、楽しかったです。僕自身、人間としてもすごく勉強になりました」と、動画でコメントが寄せられた。
ちなみに、普段はあまりめがねをかけないという黒羽と有澤。和田は、目が悪くめがねをかけている方が多いという。理想のめがねについては「ビジネスマンっぽいめがね。スーツに似合うめがねをかけてみたいです」(黒羽)、「めがねに憧れていた時期がありまして、この作品でかけさせていただいているのが理想のめがねです」(有澤)、「黒羽くんのかけているような、黒縁めがねがいいなと。すごく欲しいです」(和田)。そして、めがね女子は好きか?という問いには、3人とも「大好きです!」と答えていた。
制作発表で流れた4話のダイジェスト予告映像の中には、主題歌「めがそん」(作詞:川尻恵太、作曲:あらいふとし、編曲:ミヤジマジュン)に乗せ、踊る主演4人の姿が。ゆる~いメロディに乗せたダンスについて、有澤は「撮影した場所が本屋さんだったので、通路がすごく狭くて。狭い用の振りになっているので、もしかしたら僕だけ違う振りに見えるかもしれないですけど、間違ってないです(笑)」と弁明。
さらに、黒羽は「振りの練習用に、玉城先輩の踊っている映像が送られてきたんですよ。それがすごくおもしろくて(笑)。その動画を違う現場でもひたすら観ていて、あの頃は24時間玉城くんのことを考えていました」、和田は「玉たまちゃんって、中谷美紀さんにすごく似てない?その雑念が入りすぎて、ダンスの振りが全然入ってこなかった・・・」と、妙(?)な秘話を明かしてくれた。
GYAO!独占配信オリジナルドラマ『めがだん』は、7月1日(土)より配信開始。2週間の期間限定無料配信のあとは、月額見放題プラン「プレミアムGYAO!」にて観ることができる。詳細は公式HPにてご確認を。
※プレミアムGYAO!登録には月額料金が必要
(C)めがだん製作委員会