2017年5月3日(水・祝)に東京・渋谷区文化総合センター 大和田伝承ホールにて舞台『咲くは江戸にもその素質』が開幕した。原作になっているのは、漫画・ノベルマンガサービスアプリ「comico」に掲載されている沙嶋カタナの人気漫画で、南総里見八犬伝で妄想してしまう、ある“素質”を持った少女たちの青春を描いている。
【あらすじ】
南総里見八犬伝での妄想が止まらない。
江戸時代にも、その「素質」を持つ女の子はきっといた筈・・・。
友人へのカミングアウト、受け入れられた時の感動。そこで生まれる友情。
サク・カメ・フミ、3人の少女の青春は犬士達に委ねられた・・・。
突然、少女たちの目の前に現れるツルノ。
「素質」を通じて生まれた彼女と彼女達の友情が、とあることをきっかけに崩れていく。
サク・カメ・フミ・ツルノの関係はどうなるのか・・・!?
南総里見八犬伝では「信乃」が好きな主人公・サクちゃん役を演じるのは小嶋菜月(AKB48)。その幼馴染で器量好し、「現八」が好きなカメちゃん役は松村芽久未(NMB48)、同じく幼馴染でおとなしくも時折鋭いツッコミをみせる「毛野」好きなフミちゃん役は荒井レイラが演じている。
3人の前に現れた米問屋の娘ツルノ役を演じる大浦育子、その唯一の理解者であり奉公人のユキエ役を演じる森川彩香を交えた女の子たちの友情の行方が、かわいらしくコミカルに描かれていく。
そして今回、原作には描かれていない彼女たちの妄想部分である八犬伝の犬士がオリジナルストーリーで登場する。現八(東京公演:佐藤匠/大阪公演:廣瀬和也)、信乃(杉本海凪)、毛野(東京公演:渕野右登/大阪公演:織部大地)、荘助(坂本真一)らが、彼女たちの妄想の中でどうなってしまうのか・・・!
この他の出演は、サク母役の工藤亜耶、カメ母役の屋良KONASU、フミ母役の書上あずさ、イチゾウ役の萩原護、ヤソジ役の永田陸斗、セン役の西田薫子、タツ役の湖木信乃介、貸し本屋の玄さん役の安田ユーシ/島根さだよし(※日程により交代)。
『咲くは江戸にもその素質』は、5月7日(日)まで東京・渋谷区文化総合センター 大和田伝承ホールにて、5月10日(水)から5月12日(金)まで大阪・ABCホールにて上演。
(C)沙嶋カタナ/comico (C)舞台「咲くは江戸にもその素質」しまぁ~ん共和国