岩松了の最新作『少女ミウ』(仮題)が、2017年5月に東京 ザ・スズナリにて上演されることが決定した。岩松の新作がザ・スズナリにて上演されるのは、2011年の『国民傘』以来。『国民傘』では「戦争」についての考察をテーマとしたが、今回の新作では、一家心中の生き残りの少女・ミウをめぐる「虚偽と真実」についての青春群像劇が描かれる。
出演者には、連続テレビ小説『マッサン』(NHK)や映画『青空エール』など映像作品での活躍が光る堀井新太、『時をかける少女』(日本テレビ)にて連続ドラマ初主演を果たした黒島結菜をはじめ、川口覚、富山えり子、金澤美穂、篠原悠伸、藤木修、新名基浩、岩井七世、安澤千草という10名の若手俳優が集まった。
『アイスクリームマン』や『センター街』、『傘とサンダル』、近年では『カスケード~やがて時がくれば~』、『宅悦とお岩~四谷怪談のそのシーンのために~』など、若手俳優の群像劇に定評のある岩松が、ザ・スズナリという濃密な空間でどんな人間ドラマを紡ぐのか、期待が高まる。
『少女ミウ』(仮題)は、2017年5月から6月にかけて、東京 ザ・スズナリにて上演される。チケットの先行発売は、2017年3月を予定。