劇作家・演出家の青木豪による7年ぶりのオリジナル作・演出作品となる、新作『エジソン最後の発明』が、2017年4月東京・シアタートラムでの上演を皮切りに、大阪、名古屋でも上演される事が決定した。出演には、瀬奈じゅん、東山義久、小野武彦らバラエティ豊かなキャストが顔を揃える。
本作は、東京下町を舞台に、現代社会ではこぼれ落ちてしまいがちな、日々の心模様を、声によって語り掛け、心を繋ぐ、“ラジオ”という存在を通して見つめる人間ドラマになるという。さまざまな市井の人々の心の襞を丁寧に描き、現代社会における人々の生き方をみつめ続ける青木豪の、渾身の新作に注目したい。
また、今回の公演に向け、青木から抱負が語られた。
◆青木豪コメント
こんなタイトルですが「評伝劇」ではございません。
エジソンは、晩年「死者と対話をする機械」の発明に没頭していたそうです。死者とも話したいなんて、よっぽどです。
これは、今の日本にいる、よっぽど誰かと話したい人々の物語です。
青木豪7年ぶりのオリジナル新作舞台『エジソン最後の発明』は、2017年4月より、東京・シアタートラムのほか、大阪、名古屋にて上演される。詳細は、キューブHP(http://www.cubeinc.co.jp)にて順次公開予定。