元吉庸泰率いるエムキチビート『赫い月』主演に秋元龍太朗を迎え2017年1月上演

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元吉庸泰が主宰するエムキチビートの第十四廻公演『赫い月』の詳細が明らかとなった。エムキチビート本公演としての新作上演は、2014年1月に上演された第十二廻公演『黎明浪漫譚-れいめいロマンティック-』以来、約3年ぶり。主演に秋元龍太朗を迎え、“赫い月”を目指して歩き続ける不死身の宇宙飛行士の物語が描かれる。

秋元は、元吉が米原幸佑、板倉光隆と組んだユニットPUBLIC∴GARDEN!で上演した『芥川龍之介 地獄変』(2015年)に出演。エムキチビートの公演にはこれが初出演となる。この他、小野川晶(虚構の劇団)、山本侑平、土屋シオン、安倍康律、長谷川あかり、下平慶祐、梅津瑞樹(虚構の劇団)、野島直人も出演。エムキチビートからは若宮亮、太田守信、大沼優記が参加する。

上演にあたり、元吉が以下のコメントを寄せている。

◆元吉庸泰(エムキチビート主宰)
「物語を物語る」人生の中で密接に関わりのあることです。
物語は、人が死なない為にある。とある演出家の言葉です。
お母さんが子供に物語を聞かせることから始まり、あなたの人生は物語から沢山の感情を、関係を、愛を、死を、抱きしめてきています。そして舞台の上で織り成される本当と、観劇するお客様の中に湧き上がる本当。二つの本当を結びつけることが“演劇”であると思うのです。
劇団エムキチビートの新作の公演として『赫い月』という物語を上演します。双子の月が観た、革命の声が繋げた世界のお話。
あなたの本当と、物語の本当を結び、私たちは物語を物語ります。

【あらすじ】
荒野で二人はずっと待ち続ける。ずっと、ずっと。赫い月を見上げて。
戦争が終わる最後の夜に、僕たちは走り、探し、声をかけ、命を燃やした。待ち続ける二人の男の夢が、幾重の世界を繋いでいった。戦争を終わらせたくなかった。だって終わってしまったら、僕たちの神様がいなくなってしまうから。僕たちの空想は、宇宙を歩き続けているから。
不死身の宇宙飛行士は歩き続ける。ずっと、ずっと。赫い月を目指して。

これは、赫い月への物語。

エムキチビート第十四廻公演『赫い月』は、2017年1月18日(水)から1月22日(日)まで東京 座・高円寺1にて上演される。チケットは、12月3日(日)10:00より一般発売開始。

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