2017年2月に東京と大阪で、Dステ20th『柔道少年』の上演が決定した。本作は、2014年5月に韓国・大学路で初演され、翌年には4ヶ月を超えるロングラン再演が行われた人気作品で、これが日本初上演となる。演出・上演台本を手掛けるのは、劇団「柿喰う客」主宰の中屋敷法仁。中屋敷は2013年に韓国の人気小劇場ミュージカル『チョンガンネ~おいしい人生お届けします~』日本初上演の演出を務めている。
本作で描かれるのは、柔道でオリンピック代表選手を目指す柔道部員と彼が一目ぼれした女子バドミントン選手、そして恋のライバルとなるボクシング選手という三人の高校生が織り成す青春ラブコメディ。
出演者についてはオーディションが行われ、俳優集団D-BOYSから宮崎秋人、荒井敦史、三津谷亮、池岡亮介が選ばれ、ヒロイン役にはバドミントン経験を持つ桜井美南を抜擢。また、柔道部の顧問や主人公の父親役などの大人役は小林正寛が演じ分ける。
今回の上演では舞台を日本に置き換え、原作が持つコメディ要素や迫力の柔道シーン、青春のほろ苦さを残しつつ、中屋敷の上演台本で新たな作品として生み出される。また、主演の宮崎は8月からすでに柔道の稽古を開始しているという。
Dステ20th『柔道少年』は、2017年2月9日(木)から2月21日(火)まで東京 ザ・スズナリにて、2月24日(金)から2月26日(日)まで大阪・ABCホールにて上演される。チケットは、2016年12月24日(土)10:00より一般発売開始。
【あらすじ】
オリンピック代表選手を目指し、全国大会参加のために東京へやってきた地方の高校の柔道部主将(宮崎)とその後輩たち(三津谷、池岡)。初めての東京で主将は、都会のバドミントン選手(桜井美南)に一目惚れする。しかし同じく彼女に恋するイケメンボクシング選手(荒井)との間で熱いバトルが!
競技と恋心との葛藤の中、心ここにあらずで柔道に打ち込めない主将を、柔道部コーチ(小林)は厳しく叱責する。迫る全国大会で、果たして彼らは結果を残せるのか!?そして恋の行方は・・・?