2017年1月、東京・世田谷パブリックシアターにて舞台『幸福な職場』の上演が決定した。本作は、放送作家としても活躍するきたむらけんじの代表作で、2009年の初演以来、2010年、2013年、2016年に劇団「東京フェスティバル」により上演されており、今回オール新キャストを迎え、さらに新たなエピソードを加えて5度目の再演を果たす。
第1弾の出演者として、数々の舞台で人気を誇る安西慎太郎を主演とし、舞台『瞑るおおかみ黒き鴨』での迫真の演技が話題を呼んでいる松田凌、そして2016年4月に上演された舞台『クジラの子らは砂上に歌う』でヒロイン役を好演した前島亜美(SUPER☆GiRLS)が発表された。
安西は「実際に起きた『幸せ』をリアルに表現していきたいです」と意気込み、松田は「自分を見つめ直しつつ、学びながら、芝居に向き合いたいと思います」と語った。また、知的障害を持つ少女を演じる前島は「責任と覚悟を持ち、真摯に向き合わせていただこうと思います」とコメントを寄せている。
作品の舞台は、全国初の心身障害者雇用モデル工場第1号となった日本理化学工業。昭和30年代、初めて知的障害者を雇用した時の物語。「何のために働いているんだろう?」「幸せとは?」そんな誰もが抱くふとした思いに答えてくれる、心に優しい感動ストーリーを贈る。
舞台『幸福な職場』は、2017年1月26日(木)から1月29日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演される。チケットは10月に一斉発売予定。