2016年7月30日（土）に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」が開幕した。2015年3月から6月にかけて、東京・福岡・大阪・宮城の国内4都市、マカオ・マレーシア・シンガポールの海外3都市で上演され、国内外を熱狂と感動で包み込んだ作品が進化を遂げて帰ってきた。
初演から約1年の時を経て、特殊演出はさらにパワーアップし、音楽も一新。新たなキャラクター、ロック・リーも登場し、再び「NARUTO-ナルト-」旋風を巻き起こす。初日を迎え、脚本・演出の児玉明子、出演の松岡広大、佐藤流司、伊藤優衣、須賀健太、悠未ひろからコメントが届いたので紹介しよう。
◆児玉明子（脚本・演出）
まずは昨年上演させていただいた公演を、またこうして再演する機会をいただけたことに、深く感謝しております。そして、幸いなことに多くのキャストやスタッフが続投なのですが、それに新しいメンバーが加わることにより、よりフレッシュなカンパニーになりました。
私自身は舞台を再演する経験は余りないのですが、特にこのライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」は、昨年、国内だけでなく海外公演もあったりと上演回数が多かったため、役者たちのキャラクター作りがより重厚に深まっております。これこそが、映像ではない演劇というライブならではのコンテンツの醍醐味であり、より見応えのある舞台を、前回ご観劇いただいたお客様にもお届けできるのではないか･･･と信じております。そんなナルトくんたちの成長を、是非劇場で体感してください！
◆松岡広大（うずまきナルト役）
再演を行うにあたり、パワーアップをしなければいけないと思っていたのですが、1年経ち、カンパニー全体も成長したと思っています。キャスト、スタッフの皆さんを信じてやっていくことで、いいものができると思いました。初日を迎えますが、初めてお客様にお披露目する瞬間なので、初演と変わらず丁寧にアピールしていきたいです。「NARUTO-ナルト-」への作品愛を持ち、テーマとしている人間愛である絆や、友情を、初めて観る方にも伝わるように演じたいと思います。
◆佐藤流司（うちはサスケ役）
ここからまた、新たな「木ノ葉隠れの里」の日々が始まります。自分自身、観に来てくださる方々と同じくらい、この日を楽しみに待っておりました。初演から1年近く経ち、演じる人たちの感性や考え方、体力は変われど、原作である「NARUTO-ナルト-」の世界観は変わりません。それを間違えることなく紡いで、3次元にしてお見せするのが我々の仕事だと思います。お楽しみに。
◆伊藤優衣（春野サクラ役）
またこの「NARUTO-ナルト-」の作品に関われること、とても嬉しく思います。今年から新しいキャラクターやメンバーも加わり、また新鮮な気持ちでカンパニー一同取り組んでいます。そして去年よりパワーアップしたい気持ちを持つ、再演ならではの楽しさと難しさがあることを、日々稽古をしながら個人的に感じてきました。とてもとても緊張しますが一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。「木ノ葉隠れの里」でお待ちしております！
◆須賀健太（我愛羅役）
ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」いよいよ開幕！再演の魅力であるパワーアップが随所に見られる今回の作品を35公演、カンパニー全員で駆け抜けたいと思います。
「ライブ・スペクタクルとはなんだ？」とお思いの皆様！ライブ・スペクタクルとは･･･言葉で説明するのがとても難しいのです･･･。だからこそ、ぜひ皆様の目で、耳で、ライブ・スペクタクルを体感していただけたらと思います！僕たちの“再炎”を、ぜひお楽しみください。「木ノ葉隠れの里」でお待ちしております。
◆悠未ひろ（大蛇丸役）
再演ということで同じ作品に挑み、再び大蛇丸という役に向かえること、役者として勉強になりますし、役を深めていく作業に喜びを感じています。新しいキャストが加わったことや、1年を経てそれぞれが成長した部分で、また新しい作品に生まれ変わった今回のライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」を、お客様に楽しんでいただけるように、魂を込めてお届けするだけだと思っています。劇場いっぱいに広がる「NARUTO-ナルト-」の世界とエネルギーを、感じていただけたら嬉しいです。
ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」は、7月30日（土）から8月7日（日）まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、8月13日（土）から8月28日（日）まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演。
(C)岸本斉史 スコット／集英社 (C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2016
