米Netflixの大人気政治ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』や『ストレイン 沈黙のエクリプス』などに出演するコリー・ストール。彼が、毎夏ニューヨークで開催されるイベント「Shakespeare in the Park」で、舞台『トロイラスとクレシダ』に出演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『トロイラスとクレシダ』で描かれているのは、終焉間際のトロイ戦争。トロイラスはクレシダに求婚して結ばれるが、古代ギリシアにいた父の元に引き戻され、二人は離れ離れになってしまう。その後、二人は引き離されてしまう。再びクレシダのもとを訪れる機会を得たトロイラスだったが、彼女が見知らぬ男ダイアミディーズに口説かれて誘いを受け入れようかと悩んでいるところを目撃してしまい、愕然とした後、復讐しようと決める・・・というストーリーだ。
今のところ、主役のトロイラスとクレシダに誰が扮するのかは発表されていないが、コリーはギリシアの将軍ユリシーズを演じるという。このほか、サンジット・デ・シルヴァ(『グッド・ワイフ』)がトロイの将軍イーニアス、ザック・アペルマン(『スリーピー・ホロウ』)がダイアミディーズ、タラ・アッシュ(『SMASH』)がギリシアの総指揮官アガメムノンの弟の妻ヘレン、ジョン・グローヴァー(『グッド・ワイフ』)がクレシダの叔父パンダラスにキャスティングされた。
コリーは、2003年に舞台『ヘンリー四世』でブロードウェイデビューを飾り、『Old Acquaintance』や『橋からの眺め』にも登板している。
コリーが出演する『トロイラスとクレシダ』は、セントラル・パークのデラコート・シアターにて、7月19日(火)からプレビュー公演が始まり、8月3日(水)に開幕する本公演は8月14日(日)まで上演予定。