6月8日(水)、東京・東急シアターオーブにてブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』来日公演が開幕した。今回で3度目の来日公演となる本作は、1982年のトニー賞において13部門でノミネート、そして最優秀主演女優賞など6部門を受賞する快挙を成し遂げた、今なおファンから愛され続ける名作ミュージカルだ。
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本作の初演は1981年にまで遡る。その後、2009年にブラックミュージックの聖地であり作品の中にも登場するニューヨーク・アポロシアターにおいて、ロバート・ロングボトムによる新演出で復活。2006年にヒットした映画版のために書き下ろされた楽曲の追加や、LEDパネルを駆使した演出などが評判を呼んだ。本公演もこのロングボトム版での上演となるため、以前のバージョンを観たことがある人も新鮮な気持ちで楽しめることだろう。
また、この開幕直前には「Dreamgirls」「One Night Only」などの歌唱シーンを含む作品の一部が公開され、ジャズミン・リチャードソン(ディーナ役)やモヤ・アンジェラ(エフィー役)ら来日キャストによる迫力あふれる歌に、集まった報道陣からも感嘆の声が漏れた。ぜひ会場で彼らのパワフルな歌声を体感してもらいたい。
ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』来日公演は、6月26日(日)まで東急シアターオーブにて上演される。