1990年代に数々のヒットを飛ばした英ボーイズグループ、テイク・ザットのリーダーで、現在は舞台作品の楽曲を数多く手掛けるゲイリー・バーロウ。そんな彼が、映画『カレンダー・ガール』を下敷きにしたミュージカル『The Girls』で、楽曲を担当することが明らかとなったと、米BROADWAY.COMが報じている。
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2003年に公開された『カレンダー・ガール』の舞台は、英ヨークシャーの田舎町ネイプリー。夫を白血病で失った親友アニーを励ますため、クリスが、毎年恒例の婦人会のカレンダーを製作するに当たって、「自分たちがモデルになってヌード・カレンダーを制作しよう」と、突拍子もないアイディアを思いつく。最初は誰にも相手にされなかったが、次第に有志が集まり始め、意外な展開を迎えることに・・・というストーリー。
2009年に『カレンダー・ガール』は、ティム・ファースによる脚本でロンドン・ウェストエンドにて甦り、『The Girls』はその舞台版をもとに、ファースが新たに脚本を執筆し直すとのこと。現段階で、キャスティングは発表されていない。
ゲイリーは、現在ブロードウェイでヒット中の人気ミュージカル『Finding Neverland』でも楽曲を手掛け、映画『80日間世界一周』をミュージカル化する作品でも音楽を担うことが報じられている。また、テイク・ザットの軌跡をミュージカルにする作品の構想も練っている様子で、テイク・ザットファンには、ぜひ実現してほしい企画ではないだろうか。
ゲイリーが楽曲でペンを取る『The Girls』は、2017年2月よりフェニックス・シアターにて公演が開始される予定。