『007』のジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグを夫に持ち、『ハムナプトラ』シリーズなどに出演しているレイチェル・ワイズ。2005年の『ナイロビの蜂』で、アカデミー賞助演女優賞を受賞してオスカー女優となった彼女が、オフブロードウェイの舞台『Plenty』に出演することがわかった。
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米BROADWAY.COMによると、『Plenty』の主人公は、フランスで秘密諜報員として活動するイギリス人のスーザン・トラヘーン。彼女がスパイとして活躍した第二次世界大戦を中心に、後の20年間にわたる彼女の人生が綴られる作品だ。レイチェルが主役スーザンを演じることとなる本作は、1982年にオフブロードウェイで初演された後、翌年にブロードウェイに舞台が移され上演されている。
2013年にレイチェルは、舞台『Betrayal』でブロードウェイデビューを飾り、夫ダニエルと共演し話題を呼んだ。このほか、スクリーンでは『ラブリーボーン』などのダーク・サスペンスからファンタジー映画『オズ はじまりの戦い』、『ボーン・レガシー』といったアクション映画まで幅広い作品に出演。2016年は、撮影終了した映画『The Light Between Oceans(原題)』をはじめとする2作品が控えている。
トニー賞演出部門に5度ノミネートされた経歴をもつ、実力派のデヴィッド・ルヴォーが演出を手掛ける『Plenty』は、2016~17年のシーズンに公演がスタート。日程や劇場、残りのキャスティングなどの詳細は、決定次第、随時発表される予定。