2015年11月24日(火)、劇団四季によるミュージカル『美女と野獣』の日本公演が上演20周年を達成した。本作のブロードウェイでの初演は1994年。以来、世界各地で上演され大ヒットし、日本では劇団四季により1995年11月24日から東京・赤坂ミュージカル劇場で上演が始まった。劇団四季の公演は「東京・大阪同時ロングラン」という画期的な方式で上演され大きな話題を呼び、以降9都市でロングラン上演を続けてきた。
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現在公演が行われている仙台・東京エレクトロンホール宮城では、11月24日20周年の日に、主要キャストによる舞台挨拶と特別カーテンコールが開催。出演者の舞台挨拶の模様が届いているので、お伝えしよう。
<出演俳優舞台挨拶より>
◆岩城雄太(ルミエール役)
今から20年前の1995年11月24日。ミュージカル『美女と野獣』は、東京で初日の幕を開け、翌12月には大阪で開幕。日本演劇史上例のない2都市同時ロングラン公演としてスタートしました。これまでの総公演回数は5293回、総動員数はまもなく500万人に到達します。
◆青木朗(コッグスワース役)
『美女と野獣』は、ディズニーが初めて手掛けた舞台版ミュージカルです。この作品から、劇団四季とディズニーのパートナーシップが始まりました。
◆荒木美保(バベット役)
その後、『ライオンキング』、『アイーダ』、『リトルマーメイド』、『アラジン』とつながっていくディズニーと四季の20年。5作品の観客動員数はのべ1800万人にのぼります。
◆大和貴恵(タンス夫人役)
そして本日、『美女と野獣』は、ここ仙台で日本上演20周年を迎えました。
◆種井 静夫(モリース役)
この大きな節目を迎えることができましたのも、ひとえに皆様の温かいご声援の賜物と、出演者スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
◆澁谷陽香(チップ役)
今後も作品の深い感動を皆様にお伝えできますよう、一回一回の舞台を精一杯つとめてまいります。
劇団四季 ミュージカル『美女と野獣』は、2016年1月17日(日)まで仙台・東京エレクトロンホール宮城にて上演。その後3月13日(日)からは福岡公演が決定している。
(C)Disney 撮影:上原タカシ