仲間由紀恵主演『放浪記』、森光子の命日に東京公演千秋楽を迎える

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2015年11月10日(火)、仲間由紀恵主演の舞台『放浪記』が、東京・シアタークリエにて東京公演千秋楽を迎えた。1961年の初演から作家・林芙美子の半生を演じ続けた森光子が、自身のライフワークとして大切にしていた本作。仲間がその想いと役を引き継ぎ、新たなキャスト陣とともに東京公演全37ステージを務め上げたこの日は、奇しくも森の命日と重なった。

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カーテンコールには、東宝現代劇第一期生で、森とともに2017回のステージに立った青木玲子が花束を持って駆けつけた。青木が「拝見させて頂きました。本当に素敵だった。側転、感動いたしました」と声をかけ固く手を握ると、仲間は「まさかいらして頂けるとは思っておらず・・・光栄です。すごく嬉しいです」と感無量の様子。

「私たちもこの『放浪記』を演じてきて、改めて森さんのお芝居に対するパワー、エネルギー、精神力の強さを改めて実感させて頂きました」という仲間。「私たちも(森に)少しでも近づいていけるようにがんばって参りますので、最後までどうぞよろしくお願いいたします」と締めくくった。

東京公演の幕は下りたが、今後も大阪・愛知・福岡を巡るロングラン公演が続く。舞台『放浪記』公演スケジュールは以下の通り。

2015年11月21日(土)~12月9日(水)大阪・新歌舞伎座
2015年12月18日(金)~12月25日(金)愛知・名古屋 中日劇場
2016年1月7日(木)~1月31日(日)福岡・博多座

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