1987年の公開映画『月の輝く夜に』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、ミュージカル映画『バーレスク』(2010年公開)では、クリスティーナ・アギレラとも共演した歌手のシェール。今年で69歳になった彼女の自伝的ミュージカルの企画が、進行中であることがわかった。
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米BROADWAY.COMによると、シェールが自伝的ミュージカルの製作を発表したのは、2012年6月のこと。発表の際、本企画はオリジナル版ミュージカル『エビータ』のように、三人の女優がそれぞれの時代を演じる構成にし、シェール本人は、若かりし頃の自分に語りかける本人役で登場したいと語っていた。
彼女の自伝的ミュージカルの脚本を手掛けるのは、大人気ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』でペンを執ったリック・エリス。今のところ、エリスと一緒に3日間仕事をしたというシェールが「すごく楽しんでいるわ!」とツイートし、脚本作業が進行していることを伝えている。
エリスは『ジャージー・ボーイズ』でトニー賞ミュージカル部門脚本賞にノミネートされ、2012年には、『Peter and the Starcatcher』で同賞の作曲賞にもノミネートされている。かつては、ラスベガスのシーザーズ・パレスでショウを行っていたシェール。彼女がエリスとタッグを組む自伝的ミュージカルでどのようなカムバックを遂げるのか、仕上がりが楽しみだ。