女性刑務所で繰り広げられるコメディドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のソフィア役で注目されたラヴァーン・コックス。性転換者である彼女が、米FOXが製作する『ロッキー・ホラー・ショー』のリメイク版TV映画に出演することが明らかとなった。
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1975年にブロードウェイで初演され、同年に映画化もされたロック・ミュージカルを代表する作品『ロッキー・ホラー・ショー』。米BROADWAY.COMによると、映画版のリメイクとなる本作で、ラヴァーンはフランク・フルター博士役を演じることとなる。道に迷い、古城にたどり着いた婚約ホヤホヤのカップル、ブラッドとジャネットが、そこで繰り広げられていた奇抜なパーティーを目撃する。そんな二人に、城の主であるフルター博士が人造人間ロッキーを二人に紹介し、ブロンド美男子のロッキーにジャネットが一目惚れしてしまう…というストーリーだ。
本作の誕生から40周年を祝うリメイク版でメガホンを取るのは、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズや人気ファミリードラマ『ギルモア・ガールズ』で監督を務めたケニー・オルテガ。ラヴァーンは、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の演技で性転換者俳優として、初めてエミー賞にノミネートされる快挙を果たしている。
リメイク版は生放送ではなく、2016年秋の放送を目指しているとのこと。舞台版では、今年9月に、ロンドンのプレイハウス劇場にてリバイバル公演が11回にわたって上演され、そのうちの1回が、ヨーロッパ各地の映画館で上映され話題となった。