来年10周年を迎える劇団「柿食う客」の代表であり、2015年11月開幕のハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」の脚本を手がけるなど、今もっとも注目を集める若手演出家、中屋敷法仁によるリーディングドラマ『朝彦と夜彦1987』が、2015年10月29日(木)より、東京・赤坂RED/THEATERにて上演される。
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小説家、漫画原作者、エッセイストとしても活躍中の菅野彰の書き下ろしとなる本作。高校時代に親友同士だった二人の青年、山田朝彦と山田夜彦。現在30歳で高校教師の朝彦がかつての親友・夜彦のことを思い出す。夜彦は、身勝手で気分屋で躁鬱の激しい厄介な友人で、いつも息をつくように嘘をついていた――。
誰しもの心に突き刺さる「10代の頃に果たせなかった親友との約束」を描いた物語。
キャストは松島庄汰&松田凌、桑野晃輔&法月康平のペア二組での上演となる。若手俳優を起用した作品に定評のある中屋敷が、新たな注目俳優とどんな作品を作り上げるのか注目だ。
中屋敷法仁リーディングドラマ『朝彦と夜彦1987』
2015年10月29日(木)~11月3日(火・祝)
東京・赤坂RED/THEATER
作:菅野彰
演出:中屋敷法仁
出演:松島庄汰・松田凌/桑野晃輔・法月康平