秋元松代作×蜷川幸雄演出の傑作舞台『元禄港歌‐千年の恋の森‐』2016年1月上演決定!

当ページには広告が含まれています

数多くの観客を熱狂させる、演劇ロマンに満ちた傑作舞台『元禄港歌‐千年の恋の森‐』が、2016年1月より、東京・Bunkamura シアターコクーン、大阪・シアターBRAVA!にて上演される。本作は、秋元松代作、蜷川幸雄演出の初タッグとなった舞台『近松心中物語』の大成功から1年後の1980年に誕生した作品。音楽・猪俣公章、劇中歌・美空ひばりによる日本人の魂をふるわせる劇中歌にのせ、目を奪われる美しい場面の数々が展開される。

関連記事:蜷川幸雄、亀梨和也に「あと5㎝痩せて」『靑い種子は太陽のなかにある』開幕

活気溢れる元禄の時代。大店筑前屋を舞台に描かれる、結ばれない男女、哀しい秘密を背負った親子。まさに、秋元戯曲の神髄ともいえる、陰影ある人物造形に加え、幾重にも重なった宿命が交錯し、物語は疾走していく。町から町へと流れ三味線弾きを生業とする瞽女の一行。迫害される念仏信者たち。社会の底辺を必死で生き抜く人間たちの命の煌めきが、この物語に低通する神話性を感じさせる。

三味線を弾きながら各地を転々とする瞽女の母親として女たちを守り、導きながら必死に暮らしている糸栄役に、2015年10月7日(水)より上演の歌舞伎『ワンピース』に出演する市川猿之助、瞽女であり、糸栄の長女・初音役に、映画『紙の月』で第38回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞した宮沢りえが抜擢。他にも、舞台『マーキュリー・ファー』出演の高橋一生や、鈴木杏、市川猿弥、新橋耐子、段田安則の出演が決定。初演から36年経った今、当代随一の俳優たちにより、名作に新たな命が宿る!

“出会えなかった観客たち ”に今 、蜷川幸雄が贈る渾身の舞台、『元禄港歌‐千年の恋の森‐』は、2016年1月より、東京・Bunkamura シアターコクーンにて、2月より、大阪・シアターBRAVA!にて上演。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

エンタステージは、演劇初心者からツウまで、演劇に関する情報、ニュースを提供するサイトです。サイトを訪れたユーザーの皆さんが、情報をさらに周囲に広めたり、気になる作品や人物などを調べたり・・・と、演劇をもっと楽しんでいただける情報を発信していきたいと思います。

目次