山本裕典&彩乃かなみが“男女完全入替劇”に挑む!『夜の姉妹』12月上演

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2015年12月11日(金)より、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて『夜の姉妹』の上演が決定した。本作は、1986年に中島らもの主宰による笑殺軍団リリパットアーミーを前身とする劇団リリパットアーミーII(セカンド)の20周年記念として、2007年に初上演された作品。劇作家・演出家のわかぎゑふが生み出したゴシックホラーの名作だ。

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物語の舞台は、19世紀初頭。ドイツ・バーデン大公国に、フランスからオペラ『椿姫』を書いた女流作家アレクサンドル・デュマが訪れる。デュマは、そこでバーデン大公国皇太子・ラインハルト出会い、やがて親友になっていく。ラインハルトは、恋人であるローザとの結婚を、両親、特に母親のマルガレーテ王妃から反対されていた。王妃と大公にはラインハルトを跡取りにしたくないという思惑もあり…皇太子の身に起きたとてつもない血の悲劇。巻き込まれた女流作家、デュマがこの謎に挑む!

本作は、“男女完全入替劇”で上演される。男女の配役をそっくり入れ替えて上演することで、男性の繊細さと女性の大胆さを引き出し、悲劇をよりクローズアップするという。主演・デュマ役には、ドラマ『タンブリング』など数々のドラマで活躍し、蜷川幸雄演出の彩の国シェイクスピア・シリーズ『トロイラスとクレシダ』などに出演してきた山本裕典。悲劇の皇太子ラインハルト役は、元宝塚歌劇団月組娘役トップの彩乃かなみが務める。その他、劇団☆新感線の粟根まことや、黄川田将也、八代進一(花組芝居)、近江谷太朗といったベテラン俳優から、佐藤永典、平野良、宮下雄也、原嶋元久、菊地美香ら注目の若手俳優たちが顔を揃える。

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男性はより女性的に儚く、女性はより男性的に凛々しく…新たな悲劇が幕を開ける。『夜の姉妹』は、2015年12月11日(金)から12月20日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて、2015年12月23日(水・祝)から12月27日(日)まで大阪・近鉄アート館にて上演される。

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