平岡祐太×倉科カナが“古典と現代の融合”に挑む 現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』

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2015年11月8日(日)より東京・世田谷パブリックシアターにて、現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』が上演される。『現代能楽集』シリーズは、世田谷パブリックシアター芸術監督である狂言師・野村萬斎によって立ち上げられたシリーズだ。古典の知恵と洗練を現代に還元し、現代の舞台創造に活かしていきたいという考えのもと、これまで様々な企画を行ってきた。

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第八弾となる今回の作・演出には、現代演劇界でも数々の受賞歴を持つ劇作家・演出家であり、連続テレビ小説『まんてん』(NHK)脚本など映像分野でも活躍を見せるマキノノゾミを迎える。題材として取り上げられるのは、三島由紀夫の「近代能楽集『卒塔婆小町』『熊野』」。三島の世界を土台とし、マキノがエンターテインメント性と文学性を兼ね備えた作品として新たに書き下ろす。

出演者には、平岡祐太、倉科カナ、眞島秀和、一路真輝が名を連ねる。平岡は「久々に舞台の上に立てる事が楽しみです。三島由紀夫さんの世界が現代にアレンジされ、どのような変化を起こし初日を迎えられるか。演出家のマキノノゾミさん、共演者の方々と稽古を重ねながら新たな作品を作りあげたい」とコメントし、倉科も「不安はありますが、稽古で沢山恥をかき、丁寧に作品を紡いで行けたらと思っております」と意気込んだ。

一路は、出演を決めるまでに少し葛藤したと言う。「今の私にはまだ早いのではないかと悩みました。そんな私の背中を押してくれたのは、ドラマで夫婦役として共演させて頂いたマキノさんが演出!ということでした。ご縁を感じ、新しい挑戦を決意しました。この出会いに感謝し、精一杯作品と向かい合っていけたら」と決意を語った。

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三島由紀夫原作×野村萬斎企画・監修×マキノノゾミ作・演出という異色タッグで、“古典と現代の融合”の新たな姿を描き出す。現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』は、2015年11月8日(日)から11月21日(土)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演される。チケットは、9月13日(日)より一般発売開始。

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