お騒がせ女優としてゴシップ誌を賑わせているリンジー・ローハンが主演した映画『ミーン・ガールズ』(2004年公開)。本作で脚本を手掛けたティナ・フェイ(『30 ROCK/サーティー・ロック』)と彼女の夫で作曲家のジェフ・リッチモンドが、ミュージカル版の製作を進めていることが明らかとなった。米BROADWAY.COMが伝えている。
関連記事:ブロードウェイミュージカルを満喫したい!という方はここから検索!
『ミーン・ガールズ』の主人公は、長いアフリカ生活を経験した後にアメリカの高校に入学したケイディ。彼女が学園内に存在する様々なルールに戸惑い、生徒間の派閥対立に巻き込まれていく様子を、シニカルかつコミカルに描いた学園コメディだ。ティナは脚本だけでなくノーバリー先生役で出演もしており、リンジーのほか、レイチェル・マクアダムス(『きみに読む物語』)やアマンダ・セイフライド(『レ・ミゼラブル』)といった人気女優を輩出した作品としても知られている。
実のところ、本作のミュージカル版製作が発表されたのは、2013年1月までさかのぼる。ティナとリッチモンドの“2014年の秋までには本格的に動き出したい”との言葉とは裏腹に、プロジェクトの進行は大きな遅れを見せていた。現時点では6割がた進行中とのことで、リッチモンドが「今夏には台本読みを行いたい」と展望を語っている。なお、本作の作詞は、ミュージカル版『キューティ・ブロンド』でローレンス・オキーフとコラボした、ネル・ベンジャミンが担当することが決定している。