ダンス!アクロバット!驚異のパフォーマンス!五感で感じる舞台『NARUTO-ナルト-』遂に開幕!

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「週刊少年ジャンプ」で1999年から15年に渡って連載され、アジア各国をはじめヨーロッパやアメリカでも絶大な支持を集めてきた漫画「NARUTO-ナルト-」。2014年9月の連載終了後から初めて舞台化された「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』」のマスコミ発表会と囲み取材が、開幕前日の3月20日(金)、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開かれた。囲み取材には、演出・脚本の児玉明子と、主人公ナルト役の松岡広大、ナルトの親友でありライバルのサスケ役の佐藤流司、ナルト・サスケと共に忍者学校で修行に励むサクラ役の伊藤優衣、風の里の忍者・我愛羅役の須賀健太ら5人が出席した。

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本作は原作コミックス全72巻のうち、初期(単行本1巻〜27巻)に準拠し、主人公ナルトの少年期から終末の谷におけるサスケとの対決までを舞台化した。ある夜更け、いたずら好きな忍者・ナルトが禁じ手の忍術が記された“封印の書”を持ち出す。だが実は全て罠であり、ナルトは追い詰められた果てに、体内に九尾の妖狐が封印されているという自身の出生の秘密を知らされてしまう――。

ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』

1996年から2013年まで宝塚歌劇団で数々の作品の演出に携わってきた経験を持つ児玉は、コミックス27巻分の内容を2時間強の脚本に収めたことについて「原作には一つの一貫したテーマが流れている。それは、何のために生きているのか、どうして生きていけるのか、と、登場人物たちそれぞれが、存在意義のようなものに悩んでいるということ。それをまとめてみました」と解説。また、忍者が主人公ということもあり、漫画やアニメでは登場人物たちの超常的な能力や派手な戦いが見どころの一つとされてきた作品であるが、それについても「生身の人間ではどうしても制限があるが、表現できそうにないことをいかに表現するかにこだわった」と語った。

実際に舞台は<ライブ・スペクタクル>と銘打っているだけあり、芝居・ダンス・アクロバット・パフォーマンスの連続で、戦いのシーンの一部では舞台装置にトランポリンまで使用している手の込みようだ。出演者たちはこれまで筋力・体幹トレーニングに励んできたそうで、伊藤は「初めてやることが多くて、みんな一人一人が自分自身やみんなと戦ってきました」と、役作りの苦労を振り返り、佐藤も「出演者全員が最後まで怪我なく作品に臨み、ライブ・スペクタクルとはどういうものかをお客さんに肌で感じてほしい」と、本作の面白さを強調した。

ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』

すでに評価を得ているのは、登場人物たちのビジュアルの再現力だ。昨年12月のお披露目以来、原作者の岸本斉史も非常に喜んだというほどのクオリティの高さが話題になってきた。小学生の頃から原作を愛読していたとうい須賀も「自分を見て『あ、我愛羅ちゃんだ』と、思いました。嬉しかったのは、毎週アニメを見ている弟が怖がってくれたこと」と、兄弟のエピソードを明かした。

ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』

国内4都市で公演を終えたあとは、マカオ、マレーシア、シンガポールへと海を渡って公演が続けられていく本作。主役の松岡は「世界基準で戦えるような舞台になる」と意気込みを見せた。

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ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』は2015年3月21日(土)から4月5日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演中。その他の公演日程は以下となっている。
福岡公演 4月10日(金)~4月12日(日)キャナルシティ劇場
大阪公演 4月17日(金)~4月19日(日)梅田芸術劇場メインホール
宮城公演 4月23日(木)~4月25日(土)多賀城市民会館 大ホール
東京凱旋公演 4月29日(水)~4月10日(日)アイア 2.5 シアター トーキョー
マカオ公演 5月22日(金)~5月24日(日)ベネチアンシアター
マレーシア公演 5月30日(土)~5月31日(日)マレーシア インターナショナル エキシビジョン&コンベンション センター)
シンガポール公演 6月6日(土)~6月7日(日)リゾートワールドシアター

(c)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2015

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