2003年に公開されたウィル・フェレル主演のファンタジーコメディ映画『エルフ ~サンタの国からやってきた~』(日本では劇場未公開作。DVDで販売・レンタルされている)。アメリカではヒットとなった本作が、2015年の秋から2016年年始まで、ロンドン・ウェストエンドでミュージカルとして復活することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが伝えている。
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本作の主人公は、サンタクロースの袋に紛れ込んで北極まで連れて行かれてしまった赤ちゃんのバディ。彼は、北極でサンタと共に暮らす小さな妖精“エルフ”に育てられるが、成長するにつれてエルフにあるまじき体の大きさと、つたないオモチャ作りの技術から、自分がエルフではない事実と直面することとなる。そこでバディは、本当の父親を探すためにニューヨークへと旅立つのだったが…。
ミュージカル版で演出を手掛けるのは、『ドロウジー・シャペロン』の演出と振り付けで、2006年トニー賞にノミネートされたケイシー・ニコロー。そして同年、『ウェディング・シンガー』の作曲でトニー賞ミュージカル部門ベスト・オリジナル・スコア賞にノミネートされたマシュー・スクラーが、音楽を担当することとなっている。誰が主役を演じるのかといった詳細は、今のところ発表されていない。
クリスマスの新定番とも言えるコミカルなファンタジー『エルフ ~サンタの国からやってきた~』は、ドミニオン劇場にて2015年10月24日(土)からプレビュー公演が始まり、11月5日(木)から始まる本公演は、10週間の期間限定で2016年1月2日(土)まで上演される予定。