現在、ブロードウェイの舞台『The River』に出演しているヒュー・ジャックマンが、映画『地上最大のショウ』のリメイクとなるミュージカル映画の主演に決定したことが明らかとなった。1953年公開の『地上最大のショウ』は、地上最大のサーカス団リング・リング・サーカスとバーナム・ベイリー・サーカスの協力を経て製作されたサーカス映画の娯楽超大作。中央リングでパフォーマンスを繰り広げる男女3人の三角関係が、迫力のアクロバット演技と共に交錯しながら描かれた作品だ。
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米BROADWAY.COMによると、ヒューが演じるのはサーカス団を設立した主役のP・T・バーナム。後にリング・リング・サーカスを率いて伝説的な興行師になるまでの、彼の軌跡を綴る作品になるようだ。ハリウッドで、過去20年間に製作された『オペラ座の怪人』や『レ・ミゼラブル』といった作品は、全て舞台作品を映画化したものだった。よって、リメイクながらもミュージカルとして復活する『地上最大のショウ』は、『ニュージーズ』以来、20年ぶりのオリジナル・ミュージカル映画となる。
今のところ、キャストはヒューしか発表されていないが、監督は長編映画で初メガホンを取るマイケル・グレイシー、脚本はビル・コンドン(『ドリームガールズ』)が担当することになっている。2015年の夏、ニューヨークにて撮影が開始する予定。