渡辺源四郎商店『さらば!原子力ロボむつ~愛・戦士編~』東京で上演

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日本最大の国際的な舞台芸術フェスティバル「フェスティバル/トーキョー14(以下、F/T14)」がただいま開催されているが、F/T14の招聘公演の一つとして、渡辺源四郎商店『さらば!原子力ロボむつ~愛・戦士編~』が上演される。渡辺源四郎商店は、劇作家・畑澤聖悟主宰の劇団。2005年より青森市を拠点に活動しており、地元の中学生や高校生を対象にしたワークショップや学校公演も積極的に展開している。

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本作は、2013年に第52回岸田戯曲賞にノミネートされた渡辺源四郎商店版『翔べ!原子力ロボむつ』と、2014年に第60回全国高等学校演劇大会優秀賞を受賞した青森中央高校版『翔べ!原子力ロボむつ』をベースに制作されている。

舞台は青森県内の架空の町。高レベル放射性廃棄物の受入れを決めた町長は、その無害化と、人々の未来を見届けるため、コールドスリープに臨むが…。核廃棄物の処理に要する時間は10万年。気が遠くなるほどの長い時間を前に、町長は、そして現代を生きる私たちは、何を思うだろうか。温かくも切ない人情喜劇でありながら、人類の技術開発の夢と限界、その責任のありかを鋭く問う。

出演は、工藤由佳子、三上晴佳、工藤良平、音喜多咲子、奥崎愛野、佐藤宏之、夏井澪菜、松野えりか、畑澤聖悟、山田百次(劇団野の上、青年団リンク ホエイ)、三上陽永(虚構の劇団)、北魚昭次郎、青森中央高校演劇部(蝦名和希、白石竜也、松尾健司、我満望美、尾崎花梨、折舘早紀、末安寛子、和田祐依、赤坂玲雄、吉田夏海、榊史也、豊嶋未沙樹、畠山宏介、吉川侑里、小谷ありさ、松村美里、是川詩乃、三上優葵、山口真実、森雪杜、木村慧、堀慎太郎、三津谷友香、太田奈緒、木村紗智子、近藤三鈴、金野里音、菊池果歩、山崎亜純)。

渡辺源四郎商店×フェスティバル/トーキョー14『さらば!原子力ロボむつ ~愛・戦士編~』は、11月28日(金)~30日(日)まで、東京・にしすがも創造舎にて上演される。なお、青森中央高校演劇部『もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』も同時上演される。(入場無料・予約優先)

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