国際舞台芸術ミーティング、通称TPAM（ティーパム）が、2015年2月7日からヨコハマ創造都市センターほかにて開催される。TPAMは、今回で20年目を迎えるアジアで最も古い国際的な舞台芸術のプラットフォーム。舞台芸術を「つくる人」であるアーティストやプロデューサー等が国や地域を超えて一堂に会する機会となる。また、「みる人」である観客も、第一線で活躍するディレクター陣が選んだ新進気鋭のアーティストの公演や、アジアの国々からやってくる作品を楽しめる機会となっている。
関連記事：2014年、日本最大の国際的な舞台芸術フェスティバル「フェスティバル/トーキョー14」で上演されたのはこちら。渡辺源四郎商店『さらば！原子力ロボむつ～愛・戦士編～』
TPAMは三つの枠組みを通して公演が催される。（以下、参加団体名・作品名）
1.TPAMディレクション
ユニークな活動を行っているディレクターが、自由なコンセプトでアーティストと組んで公演を行うプログラム。
SCOT 『トロイアの女』
ハイバイ『ヒッキー・カンクーントルネード』
範宙遊泳『幼女X』(日本・タイ共同製作版)
Photo: Hideto Maezawa
ピチェ・クランチェン『Black & White』
Photo by Yi-Chun Wu/ Courtesy of Esplanade-Theatres on the Bay
黒沢美香＆神戸ダンサーズ『jazzzzzzzzzzzzz-dance』
【学生無料！】エコ・スプリヤント『Cry Jailolo』
アイサ・ホクソン『Death of the Pole Dancer』
（c）Angelo Vermeulen
アイサ・ホクソン 『Macho Dancer』
アイサ・ホクソン Work in Progress『Host』
ムラティ・スルヨダルモ『I LOVE YOU』
ムラティ・スルヨダルモ『BORROW ＋ EXERGIE ? butter dance』
BricolaQ『演劇クエスト・横浜トワイライト編』 【無料】
2.TPAMコプロダクション
アジアの国際共同製作（コプロダクション）について、内外のパートナーとともに検討、始動のため、公演プログラム、インタビュー・プロジェクトとミーティング・プログラムを実施する。
ジェローム・ベル × ピチェ・クランチェン『ピチェ・クランチェンと私』
相模友士郎『天使論』
シャオ・クゥ×ツゥ・ハン『Miniascape』
Photo by Zhou Zi Han 2014
【無料】アジアン・アーティスト・インタビュー
3.TPAMショーケース
公募で集まった熱意あふれる気鋭のカンパニーによる上演。今回は35団体が参加。予測不能の公演がTPAMを盛り上げる。
【参加団体】
artCORE、重力／Note 、オペラシアターこんにゃく座、絹川友梨／インプロ・ワークス、斎藤栗子／南弓子／かえるP／斎藤コン／大東京舞踊団／新宅一平、カダムジャパン、関かおりPUNCTUMUN、仕立て屋のサーカス、大道寺梨乃、レナータ・ピオトロスカ、マームとジプシー、Sebastian Matthias & Team、鈴木ユキオ×山川冬樹、goat／ 空間現代、SO&CO.、空転軌道、ダンスアーカイヴプロジェクト2015、空（utsubo）、ももいろぞうさん、横浜ダンスコレクションEX受賞者公演、開幕ペナントレース、革命アイドル暴走ちゃん、冨士山アネット／The Absence of the CityProject、S20 梅田宏明、アジアで上演するプロジェクト、shelf、篠田千明、岡崎芸術座、鮭スペアレ、ミス・ユニバース、DEVIATE.CO、インテグレーテッド・ダンス・カンパニー、声明の会・千年の聲、井上大輔／イ・サンフン、苫野美亜／新進プロジェクト
国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2015は、2015年2月7日（土）～ 2月15日（日）の期間で、ヨコハマ創造都市センター（YCC）、KAAT神奈川芸術劇場、BankART Studio NYK 他にて開催される。チケットは1月24日（土）からチケットかながわ窓口、イープラス、Peatixにて発売。
