2015年1月8日(木)から、舞台『真田十勇士』の再演が決定した。関ヶ原の合戦で幾度となく徳川家康を窮地に追い込みながらも、大坂 夏の陣で討ち死にした豊臣方の武将・真田幸村は、現代に至るまで歴史ファンのみならず多くの人を魅了している。2013年に上川隆也主演で上演された本作は、迫力あるアクロバティックな戦いのシーンに加えて、登場人物の心の機微を丁寧に描いた骨太な人間ドラマとして好評を博し、大坂夏の陣からちょうど400年を迎える2015年に待望の再演となった。
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時は、徳川と豊臣方の合戦が間近に迫った慶長19年。駿府に近い森では、はぐれ忍びの猿飛佐助(柳下大)と由利鎌之助(松田賢二)が、徳川家康(里見浩太朗)の首を取ろうと待ち構えていた。そこへ霧隠才蔵(葛山信吾)、根津甚八(粟根まこと)、穴山小介(玉置玲央)、筧十蔵(三津谷亮)、三好清海(吉田メタル)、三好伊佐(佐藤銀平)、彼らの首領・真田幸村(上川隆也)が現れ、森に潜んでいた徳川方の伊賀忍者を次々に打ち倒す。その頃大坂城では、豊臣秀頼(相馬圭祐)と淀の方(賀来千香子)が幸村の到着を待ちわびていた。やがて望月六郎(鈴木健介)を伴った幸村の息子・真田大助(渡部秀)が参上し、続いて幸村が現れると一同は安堵するが、まだ実績のない幸村が提案した出陣案は、却下されてしまう。一方、大坂城下では、幸村を追って大坂へ来た佐助と鎌之助が、若い娘ハナ(黒川芽以)をめぐって、清海と伊佐と小競り合いを起こしていた。そこへやって来た幸村に、鎌之助と佐助は家来にしてくれと頼み込み、幸村のもとに真田十勇士が揃ったが…。
『真田十勇士』は、2015年1月8日(木)~25日(日)まで東京・赤坂ACTシアターにて、1月31日(土)~2月1日(日)まで愛知・中日劇場にて、2月5日(木)~8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて、2月13日(金)~15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演される。
チケットの問合せは、チケットスペース(03-3234-9999)まで。