綾野剛、成宮寛貴、前田敦子らが出演!『太陽2068』10月25日放送

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劇作家・前川知大とシアターコクーン芸術監督・蜷川幸雄が初めてタッグを組み、今年7月に上演された『太陽2068』綾野剛×成宮寛貴×前田敦子 作・前川知大 演出・蜷川幸雄が、早くも10月25日(土)、WOWOWで放送される。

2003年に結成された劇団「イキウメ」で作、演出を担当する前川は、読売演劇大賞など数多くの演劇賞を受賞した、演劇界で最も注目されている一人。2011年に「イキウメ」で上演された『太陽』が、ベテラン・蜷川の演出と混ざり合い、今年7月上演されたのが、『太陽2068』だ。

21世紀初頭、世界的なバイオテロで拡散したウイルスで人口は激減し、政治経済は混乱、社会基盤が破壊されていた。その数年後、感染者の中で奇跡的に回復した人々が注目される。彼らは免疫や代謝において人間をはるかに上回る身体に変化していた。変異は脳や精神面にも及び、頭脳は明せき。だが、紫外線に弱く太陽光の下では活動できないという欠点がある。彼らは自分たちをホモ・ノクセンシス―「ノクス」と名乗るようになる。

ノクスの登場で旧人類と位置づけられた人間は、ノクスへの弾圧を強め各地で内戦が発生。だが、徐々に政治経済の中心はノクスに移り人口も逆転してしまう。ノクスの登場から約半世紀、キュリオ(骨とう品)と呼ばれるようになった旧人類は、ノクス社会に依存し細々と暮らすように。そんな中、かつてノクス殺傷事件を起こし、ノクス自治区から経済封鎖を受けていた集落“長野8区”はその制裁が解け、再びノクスとの交流を始めるが――。

出演は、綾野剛、成宮寛貴、前田敦子、中嶋朋子、大石継太、横田栄司、内田健司、山崎一、六平直政、伊藤蘭ほか。同じ人間ながら“異質”なゆえに信頼関係が築けず、反目と差別感情への葛藤を繰り返す「ノクス」と「キュリオ」。両者が辿り着く未来の形とは!?

『太陽2068』綾野剛×成宮寛貴×前田敦子 作・前川知大 演出・蜷川幸雄は、10月25日(土)、WOWOWライブにて19:30から放送。また、関連番組として、『ノンフィクションW 前田敦子 最も危険な芸術“蜷川幸雄”への挑戦』が同日13:00より、WOWOWプライムにて放送される。

Photo:渞忠之

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