山本耕史主演!ミュージカル『メンフィス』公演決定

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2010年、演劇界の祭典トニー賞の作品賞を含む4冠に輝いたミュージカル『メンフィス』が、2015年1月、日本に初上陸することとなった。

本作は、音楽を通じてアメリカ南部の人種差別問題に風穴を開けた、実在するDJの半生を描いた物語。その要となる音楽をBON JOVIのデヴィッド・ブライアンが手掛け、トニー賞の最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀作曲賞、最優秀編曲賞を受賞した。今回、日本版の演出を手掛けるのは、2014年ドラマ・デスク・アワード特別賞を受賞したシンガポール出身のエド・イスカンダル。そして振付をビヨンセのPV等で知られるジェフリー・ページが担当する。

人種差別が色濃く残る1950年代のテネシー州メンフィス。黒人専用のナイトクラブを訪れた白人青年ヒューイは、瞬く間にブラックミュージックとそこで歌うフェリシアの歌声の虜に。だが、クラブの経営者でフェリシアの兄もその従業員も白人である彼のことを快く思わない。ある日デパートで働くヒューイがレコード売り場で、禁じられているブラックミュージックを流したところ、レコードが面白いように売れる。この騒動で仕事はクビになるが、音楽が人の心を動かす様を体感したヒューイはラジオ局に乗り込み、メンフィスの町中にブラックミュージックを流してしまう。これが思わぬ反響を呼び、気を良くした番組プロデューサーは、ヒューイをラジオDJとして採用。
一方、歌手の道を志すフェリシアも、ヒューイの番組に出演したことで、スターダムへの階段を上り始める。ヒューイとフェリシアの間には愛が芽生えはじめるが、ヒューイの母も二人の関係に理解を示さない。周囲の反対を押し切って愛を貫こうとする二人は街で暴漢に襲われ…。

ヒューイを演じるのは、ストレートプレイからミュージカルまで幅広く活躍する山本耕史。そしてフェリシア役を、抜群の歌唱力で数々のミュージカルに主演してきた濱田めぐみが演じる。このほか、ジェロ、JAY’ED、吉原光夫、原康義、根岸季衣らが出演する。

ミュージカル『メンフィス』は、2015年1月30日(金)~2月10日(火)、 東京・赤坂ACTシアターにて、2月20日(金)~22日(日)、福岡・キャナルシティ劇場にて上演される。

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