2016年8月5日(金)に開幕したリオ五輪。大会もいよいよ佳境に差し掛かり連日激しいメダル争いが演じられていますが、舞台の上でも、スポーツにおける厳しい戦いが繰り広げられています。特に、近年大きなブームとなっている2.5次元舞台ではスポーツを題材にした作品の人気が高く、同ジャンルを牽引する存在となっています。今回はそんな“スポーツ系2.5次元舞台作品”から、リオ五輪にも負けない「熱い」作品をご紹介します!
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◆ミュージカル『テニスの王子様』シリーズ
大人気テニス漫画「テニスの王子様」(集英社 ジャンプ・コミックス刊)を原作として2003年にスタートした本シリーズは、2.5次元舞台の先駆けとも呼ばれる作品であり、今なお根強い人気を誇っています。2014年から始動した3rdシーズンでは、現在上演中の『青学(せいがく)vs氷帝』公演をもって8代目青学(せいがく)メンバーが卒業することが発表されており、彼らの後を継ぐキャストにも注目が集まります。
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◆ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」
こちらは現在、集英社「週間少年ジャンプ」で連載中のバレーボール漫画「ハイキュー!!」が原作。ウォーリー木下(演出)や中屋敷法仁(脚本)といった気鋭のクリエイターが集結した本作には、プロジェクションマッピングなど最新の映像技術が使用され、その斬新な演出に注目が集まりました。その人気ぶりは、初演の千秋楽直後に再演が決定したことからも伺えます。さらに2016年10月には待望の新作公演の開幕が控えており、今後、人気シリーズとして成長していって欲しい作品です。
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◆舞台「黒子のバスケ」THE ENCOUNTER
原作は、高校男子バスケットボールの世界を描いた漫画「黒子のバスケ」(集英社ジャンプ コミックス刊)。この舞台版では、アニメ版で主人公・黒子テツヤの声を担当した小野賢章が同役に抜擢され話題となりました。脚本・演出は、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」の脚本を手がけた中屋敷法仁が担当しています。そして、8月26日(金)には本公演のDVDが発売されるので、劇場で観ることが出来なかった方はぜひチェックを!
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(C)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会