世界的作家・村上春樹の長編小説を、フィリップ・ドゥクフレの演出・振付、藤原竜也の主演で世界で初めて舞台化する、舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』。この度、日本公演後に4カ国を巡るワールドツアーを行うことが決定した。

日本から世界へ!4ヶ国を巡るワールドツアーが決定
本作は、村上春樹が36歳の時に発表し、海外でも人気の高い長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を、世界で初めて舞台化するもの。“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という異なる二つの世界が並行して描かれる物語を、フィリップ・ドゥクフレの独創的な演出と才気あふれるクリエイティブチームによって、唯一無二の村上ワールドとして立ち上げる。
世界中で愛読される小説の世界初の舞台化に、各国から熱烈なオファーが寄せられ、この度、日本公演と同じ出演者によるワールドツアーが実現。2026年1月からの日本公演後、4月のシンガポールを皮切りに、7月に中国(上海・北京・蘇州を予定)、10月にイギリス・ロンドン、フランス・パリを巡る。
あらすじ
“世界の終り”と“ハードボイルド・ワンダーランド”という二つの世界が同時進行で描かれる。二つの物語が織りなす、思いもよらない結末とは――。
・ハードボイルド・ワンダーランド
“組織”に雇われる計算士である“私”(藤原竜也)は、依頼された情報を暗号化する「シャフリング」という技術を使いこなす。ある日私は謎の博士(池田成志)に呼び出され、博士の孫娘(富田望生)の案内で地下にある彼の秘密の研究所に向かい、「シャフリング」を依頼される。博士に渡された贈り物を開けると、そこには一角獣の頭骨が入っていた。私は頭骨のことを調べに行った図書館で、心魅かれる女性司書(森田望智)と出会う。だが博士は研究のために、私の意識の核に思考回路を埋め込んでいた。世界が終るまでの残された時間が迫るなか、私は地下世界から脱出し、どこへ向かうのか。
・世界の終り
周囲が高い壁に囲まれた街に“僕”(駒木根葵汰/島村龍乃介)はやって来た。街の人々は一見平穏な日々を過ごしている。僕は街に入る際に門番(松田慎也)によって影を切り離され、いずれ“影”(宮尾俊太郎)が死ぬと同時に心を失うと知らされる。僕は古い図書館で美しい少女(森田望智)に助けられながら一角獣の頭骨に収められた夢を読む仕事を与えられていたが、“影”から街の地図を作成するよう頼まれる。影は街から脱出する方法を模索していたのだ。僕は地図を完成させるために、図書館の彼女や大佐、発電所の青年(藤田ハル)から話を聞き、街の正体を探るのだった。
舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』公演情報
| 公演情報 | |
|---|---|
| タイトル | Sky presents 舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 |
| 公演期間・会場 | 【東京公演】2026年1月10日(土)~2月1日(日) 東京芸術劇場プレイハウス 【宮城公演】2026年2月6日(金)~2月8日(日) 仙台銀行ホール イズミティ21 【愛知公演】2026年2月13日(金)~2月15日(日) 名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホール 【兵庫公演】2026年2月19日(木)~2月23日(月祝) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール 【福岡公演】2026年2月28日(土)~3月1日(日) J:COM北九州芸術劇場 大ホール【ワールドツアー】 シンガポール:2026年4月 エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ 中国(上海・北京・蘇州予定):2026年7月 イギリス・ロンドン:2026年10月 バービカン・センター フランス・パリ:2026年10月 シャトレ劇場 |
| スタッフ | 原作:村上春樹 演出・振付:フィリップ・ドゥクフレ 脚本:高橋亜子 音楽:阿部海太郎 |
| キャスト | 藤原竜也 森田望智宮尾俊太郎 富田望生 駒木根葵汰/島村龍乃介(Wキャスト) 藤田ハル 松田慎也池田成志上松萌子、岡本優香、冨岡瑞希、浜田純平、原衣梨佳、古澤美樹、堀川七菜、山田怜央、吉崎裕哉、Rikubouz (50音順) |
| チケット情報 | 【東京公演】(全席指定・税込) S席:12,500円 サイドシート:8,800円 U-25(25歳以下当日引換券):6,500円ホリプロステージほか、各プレイガイドにて販売中 |
| 公式サイト | https://horipro-stage.jp/stage/sekainoowari2026/ |
| 公式SNS | 公式X(Twitter):@sekainoowari_jp 公式Instagram:sekainoowari_stage |







