2017年12月に東京・東急シアターオーブにて『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2017』が上演される。その製作発表が10月11日(水)に都内にて行われ、本作の応援サポーターであり、初日に出演するフィギュアスケーター&女優の本田望結と、ホテル比較サイト「トリバゴ」のCMで話題のナタリー・エモンズが登壇した。
本作は、昨年12月に同劇場にて日本初演。NYで80年以上に渡り親しまれている「ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラー」に続き、“劇場で楽しむクリスマス”として、歌や踊り、そしてステージ上に出現するリンクを使ったスケートショーなど、様々なラインナップでクリスマスの世界へといざなう公演となっている。
本田は昨年の上演時にもゲスト出演しており、ステージ上に作られた特設リンクで華麗な舞いを披露した。その時を「アイスショーとも(フィギュアスケートの)大会とも違うこの舞台で、皆さんから拍手をいただけたのが嬉しかったです」と振り返る本田。「海外のキャストの方々と英語で少しお話させていただき、優しくしていただきました。(滑る時は)そのシーンを壊さないよう気をつけました」と語った。
その後、ナタリーがステージ上に登場。「Let it Snow」と「All I Want For Christmas Is You」(邦題:「恋人たちのクリスマス」)の2曲を透明感のある伸びやかな高音で歌い上げた。歌い終わると「すごく緊張しましたが、今年初めてクリスマスソングを歌って、一足早くクリスマスを感じることができました」とほっとしたように笑顔を見せたナタリー。
本田とナタリーは、以前TV番組で初めて会ったという。その時、本田は「『トリバゴのお姉さんだ!』と思わず言ってしまったんです」と照れ笑い。当時も少しだけナタリーの歌声を聞かせてもらったそうだが、しっかり聞いたのは今日この場が初めて。「ずっと聞いていたい歌声でした」と嬉しそうだった。
ナタリーは、本作が日本の舞台初出演となる。出演が決まった時「とても嬉しかったです。私は歌が好きだし、クリスマスというシーズンが好きなので、アメリカのクリスマスを日本の皆さんとシェアできるのが嬉しいですね」と喜びを口にした。
そして隣にいる本田に「望結ちゃんのスケートをする姿はYouTubeなどで観ていましたが、この公演で、生で観ることができるので本当に嬉しいです」と声をかけると、本田も「私もナタリーさんの歌声を、公演でも聞きたいと思いました!」と返し、お互いをリスペクトし合っていた。
最後に本田は、「昨年、振付の一部は自分で考えたんですが、(公演の)1回目と2回目でまったく違う動きをしてしまったんです(笑)。でも、あえて決め過ぎないで、その時の空気やお客さんの雰囲気で(今年も)楽しんで滑りたいと思っています」と意気込んだ。
なお、この製作発表では、ナタリーのほか、カリラ・ブラック、ケイティ・モヤ、ギャレン・マックロバーツ、サム・ハーヴィー、アルフレッド・ジャクソンと、スケーターのアレクサンドラ・シャウマン&ルーカス・ルジツキ夫妻が出演することも明らかとなった。
『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2017』は、12月15日(金)から12月25日(月)まで、東京・東急シアターオーブにて上演される。なお、本田は12月15日(金)の13:00公演にゲスト出演する。
(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)