森田剛主演『ヴォイツェック』公演詳細到着！2ショットビジュアルも公開

2025年6月26日

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2025年9月より上演が決定している、パルコ・プロデュース 2025『ヴォイツェック』。主演に森田剛を迎え、演出は小川絵梨子が手掛ける本作の公演詳細が発表された。

あわせて、ヒロインを務める伊原六花と森田が写るモノクロの2ショットビジュアルも公開された。

ビューヒナーの未完の傑作が、現代にアップデートされ日本初上陸！

原作は、ドイツの劇作家ゲオルク・ビューヒナーが遺した未完の戯曲『Woyzeck』。今回は、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でその名を知られるジャック・ソーンが翻案したニューアダプテーション版を日本で初めて上演する。

このバージョンは2017年にロンドンのオールド・ヴィック劇場で上演されて高い評価を集め、物語の舞台を冷戦下の1981年ベルリンに設定したことでも注目された。

過去のトラウマと自身の心の闇と闘いながら生きる兵士ヴォイツェックの姿を通じて、現代社会が抱える様々な問題を浮き彫りにする本作。政治的緊張感と心理的・感情的な深みを強調したドラマが、現代人の内面的な葛藤を映し出す。

上演台本・演出を手掛けるのは、2018年より新国立劇場の芸術監督を務める小川絵梨子。米国アクターズスタジオ大学院演出学科を日本人で初めて卒業し、読売演劇大賞優秀演出家賞をはじめ数々の演劇賞に輝く、日本を代表する演出家の一人である。

翻訳は髙田曜子が担当し、ジャック・ソーンによる現代的な戯曲を立ち上げる。

主人公のイギリス人兵士・ヴォイツェック役を演じるのは、これまで数々の舞台で主演を務め、難役に挑み続けてきた森田剛。ヒロインのマリー役は伊原六花が演じる。

さらに、ヴォイツェックの母親とマギーの二役を伊勢佳世、同僚アンドリュー役を浜田信也、大尉役を冨家ノリマサ、医者役を栗原英雄が務めるなど、個性溢れる実力派キャストが顔を揃える。

そして今回、森田と伊原の2ショットビジュアルも公開。もの言いたげなヴォイツェックと、彼から目を逸らすマリーの姿が印象的なビジュアルとなっている。

冷戦下のベルリンを舞台に、愛する人への狂おしいほどの執着と嫉妬が、一人の男をどのような運命へと導くのか。実力派キャストとスタッフが織りなす濃密な人間ドラマに、期待が高まる。

冷戦下のベルリン。軍事占領下の緊張が渦巻く街で、イギリス人兵士ヴォイツェックは、幼少期のトラウマとPTSD、そして貧困の記憶に苛まれながら生きていた。

薬物投与による幻覚とフラッシュバックが彼の心を蝕み、現実と過去の境界が崩れ始める。

愛する人への狂おしいほどの執着と嫉妬が、彼を予想だにしない運命へと導いていく――。

	公演情報
タイトル	パルコ・プロデュース 2025『ヴォイツェック』
公演期間・会場	【東京公演】2025年9月22日（月）～9月28日（日）　東京芸術劇場プレイハウス【岡山公演】2025年10月3日（金）～10月5日（日）　岡山芸術創造劇場ハレノワ中劇場【広島公演】2025年10月8日（水）～10月9日（木）　JMS アステールプラザ大ホール【北九州公演】2025年10月18日（土）～10月19日（日）　J:COM 北九州芸術劇場大ホール【兵庫公演】2025年10月23日（木）～10月26日（日）　兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール【愛知公演】2025年10月31日（金）～11月2日（日）　穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール【東京リターン公演】2025年11月7日（金）～11月16日（日）　東京芸術劇場プレイハウス
スタッフ	【原作】ゲオルク・ビューヒナー【翻案】ジャック・ソーン【翻訳】髙田曜子【上演台本・演出】小川絵梨子
キャスト	森田剛、伊原六花、伊勢佳世、浜田信也/中上サツキ、須藤瑞己、石井舜、片岡蒼哉/冨家ノリマサ、栗原英雄
公式サイト	https://stage.parco.jp/program/woyzeck/
公式SNS	@parcostage