帝国劇場展アンバサダーに井上芳雄と森公美子が就任楽屋再現などの展示内容も明らかに

2025年1月29日

当ページには広告が含まれています

2025年2月をもって休館する帝国劇場。劇場への観客の想いを未来につなぐ展覧会として、「帝国劇場展～THE WORLD OF IMPERIAL THEATRE～」が3月28日（金）から4月27日（日）にかけて東京・銀座三越新館7階催物会場にて開催される。そのアンバサダーに、井上芳雄と森公美子が就任した。

帝国劇場と三越のコラボで「帝国劇場展」

「今日は帝劇、明日は三越」の広告で、大正時代より縁のある帝国劇場と三越。そのコラボレーションを、ミュージカル界で活躍し帝国劇場にも馴染み深い井上芳雄と森公美子の二人が、アンバサダーとして盛り上げる。

井上は、2000年に『エリザベート』ルドルフ役で初舞台を踏み、同時に帝劇デビューも飾った。その後も『モーツァルト！』や『ナイツ・テイル－騎士物語－』をはじめとした数多くの帝劇作品に出演し、名実ともにミュージカル界を代表する俳優となった。

森は、1984年『屋根の上のヴァイオリン弾き』のアンサンブルキャストとして帝劇に初出演。2014年『天使にラブ・ソングを～シスター・アクト～』で帝劇初主演を果たした。『レ・ミゼラブル』では1997年よりマダム・テナルディエ役を演じており、長きに渡り劇場の歩みをその目で見つめてきた。

アンバサダー就任にあたり、「新しい劇場の完成を楽しみにしつつ、帝劇で味わった特別な時間や感動を、皆さんと分かち合える機会になれば嬉しいです」（井上）、「新たな帝劇が始まる前に、今の帝劇の思い出を共有しましょう」（森）とそれぞれコメントを寄せている。

帝国劇場展アンバサダーコメント全文

井上芳雄

私の舞台人としてのキャリアは帝国劇場でのオーディションから始まり、初舞台も2000年6月『エリザベート』帝劇公演でした。劇場では、役者として舞台裏でスタッフの皆さんに支えられ、観客としてその迫力ある大きな舞台に毎回驚かされました。
帝劇の魅力は、出演者も観客も温かく包み込む懐の深さにあります。建て替えのニュースは寂しいですが、この展覧会を通じて、これまで帝劇に関わった劇場関係者やお客さま、全ての方々へ感謝の気持ちを伝えたいです。新しい劇場の完成を楽しみにしつつ、帝劇で味わった特別な時間や感動を、皆さんと分かち合える機会になれば嬉しいです。ぜひ会場で、帝劇の歴史と魅力を一緒に感じてください！

森公美子

このたび、建て替えのため一時休館となる帝国劇場の展覧会のアンバサダーを務めさせていただくことになりました。帝劇はお客さまと役者とスタッフが一体になれる劇場です。劇場にもお客さまにも品格があって、演技を含め変な振る舞いができない規律みたいなものが自分自身に生まれる特別なところです。
何度も通った稽古場と楽屋、客席が隅々まで見渡せる舞台、そしてたくさんの人との出会い･･･すべてが私にとって宝物です。今回の展覧会では楽屋の再現や着到板の展示などを通じて、劇場の裏側も感じていただけます。新たな帝劇が始まる前に、今の帝劇の思い出を共有しましょう。
三越でお会いできるのを楽しみにしています！

「帝国劇場展」体感型展示で想い出にひたろう

貴賓室の再現と映像鑑賞（※画像はイメージです）

会場には、劇場の歴史を振り返るパネルや映像、代表的演目の衣裳展示をはじめ、実際に使用されていた看板や座席を使ったフォトスポット、知る人ぞ知る貴賓室、座長の楽屋「5-1」の再現など、普段では見られない帝国劇場を感じられる展示がたっぷり。

座長の楽屋「5-1」の再現（※画像はイメージです）

現代まで紡がれてきた帝国劇場の歴史をパネルと展示物、キャストインタビューなどの秘蔵映像で振り返るほか、通常オーケストラピットが設置されるため観覧席として使用されることが少ない1階XA列の座席の展示も。フォトスポットとしても楽しむことができる。

XA列の座席のフォトスポット（※画像はイメージです）

さらに帝劇クロージング企画「帝劇Letters-私と帝国劇場の想い出-」とのコラボレーションも決定。観客から寄せられた「帝国劇場へのお手紙」を、本展覧会でも一部掲出し紹介する。

着到板の展示（※画像はイメージです）

このほかオリジナルグッズの販売や、劇場内のカフェ「Café IMPERIAL」が期間限定で登場するなど、帝国劇場をさまざまな角度から感じることができる。グッズ、カフェの追加の情報は、2月下旬以降に公開予定。

「帝国劇場展」取り扱いグッズは？

シアターベア衣裳ライオンスタイル：2,500円
※ぬいぐるみは別売り
＜HIGHTIDE＞×帝国劇場万年筆：5,200円
＜赤坂柿山＞「帝国劇場展」記念缶(「今日は帝劇、明日は三越」ポスターバージョン)
赤坂慶凰劇場＜2,000点限り＞：1,296円
＜彩果の宝石＞「帝国劇場展」記念缶(「今日は帝劇、明日は三越」ポスターバージョン)
プレミアムゼリー詰合せ＜1,000点限り＞：1,296円

「帝国劇場展」チケットはどこで買える？

チケット種別・料金

3月28日（金）エムアイカードプラス会員特別招待日
【前売チケット】3,850円

グッズ付きチケット（数量限定）
【前売チケット】3,500円／【入場チケット】3,700円

一般チケット
【前売チケット】2,800円／【入場チケット】3,000円

※未就学児のご入場は無料、ただし入場の際は必ず保護者（18才以上）の同伴が必要
※保護者1名につき2名までご入場可

チケット販売スケジュール

【3月28日（金）エムアイカードプラス会員特別招待日グッズ付きチケット】
＜エムアイカードプラス会員限定＞
2月5日（水）10:00～3月26日（水）23:59
※先着順
https://www.mistore.jp/store/ginza/shops/other/other_shopnews/teigeki_micard.html

【グッズ付きチケット、一般チケット】
＜東宝ナビザーブ会員限定＞先行販売
2月12日（水）10:00～2月18日（火）23:59
※先着順
※2月7日（金）23:59までに東宝ナビザーブに会員登録している方を対象に、2月8日（土）中にメールにて販売方法の案内あり
https://stage.toho-navi.com/（東宝ナビザーブ）

【一般】
前売チケット：2月22日（土）10:00～3月25日（火）23:59
入場チケット：3月29日（土）0:00～4月27日（日）12:00
※先着順
https://eplus.jp/teigeki-ex/（イープラス）

【入場特典】
チケット購入・展覧会に入場した方全員に、帝国劇場展のキービジュアルを使用した「帝国劇場展オリジナルチケットケース」をプレゼント