名村辰によるソロユニット”namu”が始動！旗揚げ公演『地獄は四角い』の上演が決定

2023年11月21日2024年7月26日

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2024年1月より東京・下北沢OFF・OFFシアターにて『地獄は四角い』の上演が決定した。こちらは俳優として活動する名村辰によるソロユニット“namu”の旗揚げ公演となっている。

モダンスイマーズ『だからビリーは東京で』やタカハ劇団『ヒトラーを画家にする話』をはじめ、映像作品にも出演している俳優・名村辰がソロユニット”namu”を立ち上げた。名村は短編映画『誰のための日』で監督を務め、映画『明けまして、おめでたい人』では劇伴も担当するなど多彩な才能を発揮しており、本作では初の作・演出に挑む。出演には江原パジャマ（パ萬）、柿丸美智恵、青山美郷、松本哲也を迎えている。

劇団の立ち上げに際し、名村は「『素直さ』を大事にして生きていたいと思っています。僕が言う素直は、邪悪なものでも、捻れていても、壊れていてもなんでもいい。形も音も関係ないし、上手いとか下手とかはない。とにかくそういった言葉にできない何かが俳優の身体から漏れ出して、空気がバリバリに張り裂けてしまうあの瞬間、そんなものを追求してみたくて自らの劇団を旗揚げしました。」とコメントを寄せた。

『地獄は四角い』は2024年1月12日（金）から1月14日（日）まで東京・下北沢 OFF・OFFシアターにて上演される。

コメント紹介

主宰・作・演出：名村辰

俳優をはじめて6年。彷徨える日々ですが、「素直さ」を大事にして生きていたいと思っています。「素直」と言うとクリーンなイメージに聞こえますが、僕が言う素直は、邪悪なものでも、捻れていても、壊れていてもなんでもいい。形も音も関係ないし、上手いとか下手とかはない。「素直さ」だと微妙に言葉が違うような気もするのですが、それは動物的とも言えるし、誠実さとも切実さとも言えるし、僕の乏しい語彙力ではニュアンスを伝えるので精一杯ですが、というかニュアンスすら伝わっていない気がして心配ですが、とにかくそういった言葉にできない何かが
俳優の身体から漏れ出して、空気がバリバリに張り裂けてしまうあの瞬間、そんなものを追求してみたくて自らの劇団を旗揚げしました。
一生に一度しかない旗揚げ公演。僕は未熟で、未だ何も分かっていませんが、たくさんの方に出会い、実現することができました。
「生である」ということの価値を、この時代にこそ信じたい。信頼する素敵な俳優の皆さんに集まっていただきました。多分誰よりも素直で、大好きな方々です。彼ら彼女らの姿をどうか生で浴びにきてほしいです。