宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェスが10周年を迎え、2023年10月よりタクフェス第11弾『晩餐』を上演することを発表した。
『晩餐』は、タクフェス第1弾で2013年に初演されて以来、一度も再演をされていない作品。宅間は、上演に向け「10周年!今年はなんとタクフェス10th ANNIVERSARYとなります!そこで満を持してお届けするのが、非常に多くのリクエストを頂きながらこれまで再演して来なかった『晩餐』。これは実は俺の最高傑作だと自負しておりましたので、10周年記念公演とか、節目に再演するべきだと10年前から決めておりました。本当です」とコメントを寄せている。
物語の舞台は、『晩餐』の舞台は井の頭公園に隣接したシェアハウス「イノヘッド」。そこに60年後の未来から天才少女が発明したタイムマシンで、幼い頃に亡くした母に会うため、おっさんとおばはんがやってくる。自らの身元を伝えることは決して許されないため、宇宙人や旅芸人として疑われながら、イノヘッドを混乱の渦に巻き込んでいく・・・という、タクフェス版「BACK TO THE FUTURE」と言うべき、家族愛をテーマにしたハートフルコメディとなっている。
出演者には、石黒英雄、北野日奈子、森迫永依とタクフェス初参戦の面々が並ぶほか、2010年『くちづけ』以来の出演となる加藤貴子も10周年という節目で再び参加が決まった。
タクフェス第11弾『晩餐』は、2023年10月から12月まで埼玉・仙台・大阪・札幌・名古屋・東京にて上演予定。
コメント紹介
宅間孝行(作・演出/高槻耕太郎役)
10周年!今年はなんとタクフェス10th ANNIVERSARYとなります!そこで満を持してお届けするのが、非常に多くのリクエストを頂きながらこれまで再演して来なかった『晩餐』。これは実は俺の最高傑作だと自負しておりましたので、10周年記念公演とか、節目に再演するべきだと10年前から決めておりました。本当です。
そしてその節目を飾るべく素晴らしい俳優陣に集まって貰えました。最高です。今回の10周年のタイミングで、それを祝うかのようにコロナも明けました。強運です。さあ準備は整いました!是非劇場に帰って来て、思う存分10周年記念のお祭り騒ぎをご堪能下さい。これを逃すとまた10年この『晩餐』は生では観られないということなのです。本気です。あなたに劇場で逢えるのを心から楽しみにしております。
石黒英雄(高槻純二役)
タクフェス10周年!そんな素敵な年に初参加。そして第1弾『晩餐』の10年ぶりの再演。宅間さんが演じた主人公のキャラを今回、演らせて頂きます。光栄です。
宅間さんの演出脚本芝居が楽しみです。
観に来て頂く皆様の心に残る舞台になるよう、稽古場を濃密に過ごしていきたいと思います。
ぜひ、新しい『晩餐』を観に来てください。お待ちしております。
北野日奈子(山科舞子役)
タクフェスに出演させて頂くことになりました北野日奈子です。自分にとって挑戦したことのない作品と役柄で、不安もありますが歴代の公演を大切にしながら負けないように精一杯楽しみながら頑張りたいと思います!
この作品が終わる予定の12月半ばには達成感や寂しさでいっぱいだと思いますが、そんな未来にワクワクしながら色々な場所で公演をやらせて頂くので、たくさんの方にお会いできることを楽しみにしています。
森迫永依:中野たま役
記念すべきタクフェス10周年の今年、その一員として出演させていただけることを光栄に思います。
私が演じる中野たまというキャラクターがなかなか癖のある女性で、お話をいただいてからどうやって演じよう?とずっと考えています(笑)。
稽古を通してどのような人間にできあがっていくか私自身とても楽しみです。
舞台初挑戦なのですが、『晩餐』の公演を楽しみにしてくださっている方が沢山いらっしゃると思うので、来てくださる皆さんに少しでも元気や幸せを届けられるように精一杯頑張ります!
加藤貴子(高槻氷見子役)
タクフェス第1弾『晩餐』を姉と一緒に観に行ってから10年。
帰りの電車で『別れの予感』を口ずさみながら帰ったのが、ついこの間のように感じますが、宅間さんが未来から来るおっさんの役をやるってことは、確実に月日は流れてるんですね。
久しぶりの舞台が宅間さんの演出で、また一緒にお芝居ができるなんて嬉しい限りです。鍛えてもらいます。
若い皆さんに付いていけるように、全力でおばはん役を楽しみながら駆け抜けたいと思います。
ぜひ、観に来てください。
【公式サイト】http://takufes.jp/bansan2023/
【公式twitter】@TAKU_FES_JAPAN