ミュージカル『アルジャーノンに花束を』メインビジュアル公開!浦井健治が「チャーリイ」を演じる

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ミュージカル『アルジャーノンに花束を』メインビジュアル公開!浦井健治が「チャーリイ」を演じる

2023年4月より東京、大阪にて上演されるミュージカル『アルジャーノンに花束を』。そのメインビジュアルが公開され、主演を務める浦井健治のビジュアル撮影直後のインタビューも到着した。浦井演じる「チャーリイ・ゴードン」の姿を淡い色彩で写した繊細なビジュアルは、どこか儚さを感じさせる雰囲気に仕上がっている。

ビジュアル撮影を終えた浦井からは「今回再演のお話をいただいて、とても嬉しかったです。2006年と2014年に演じたチャーリイ・ゴードン。ビジュアル撮影をしながら、チャーリイが今も自分の中にとても大切なものとして存在していることを実感し、胸が熱くなりました。SFでありながら、人間の機微、狂気、葛藤、成長が綴られ、誰でも気づきや学びを得られる物語。一見、遠い話のように思えるかもしれませんが、今の時代、決して人ごとではない気がしますし、この作品は必ず何らかのメッセージをお届けできると信じています。2023年版ならではの『アルジャーノンに花束を』をみんなで力を合わせて、立ち上げていきますので、楽しみにしていてください」とコメントが寄せられた。

本作は作家ダニエル・キイスが1959年に発表した同名小説を原作とするミュージカル化作品。原作の発行部数は日本国内で300万部を超えている。アメリカ・カナダ・フランスでは映画化され、日本では2002年、2015年にテレビドラマ化された。ミュージカルとしては、2006年2月に日本で初演され、主演を務めた浦井が「第31回菊田一夫演劇賞」を受賞した。その後2014年の上演の際にも浦井は「第22回読売演劇大賞最優秀男優賞」を受賞。2017年、2020年の上演時にも大きな話題となった。浦井は今作で9年ぶり3度目の主演を務める。

そのほか、大山真志、長澤風海、若松渓太、大月さゆ、藤田奈那、渡来美友、東山義久、北翔海莉が出演。脚本・作詞・オリジナル演出を荻田浩一。演出・振付を上島雪夫。音楽は斉藤恒芳が担当する。

ミュージカル『アルジャーノンに花束を』は4月27日(木)から5月7日(日)まで東京・日本青年館ホール、5月13日(土)から5月14日(日)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールにて上演される。

チケットは2022年11月19日(土)12:00より公式ホームページ先行が受付開始。

目次

コメント紹介

◆浦井健治

今回再演のお話をいただいて、とても嬉しかったです。2006年と2014年に演じたチャーリイ・ゴードン。ビジュアル撮影をしながら、チャーリイが今も自分の中にとても大切なものとして存在していることを実感し、胸が熱くなりました。
特に2006年はまだ右も左もわからない中、自分にとって初の主演でしたし、無我夢中で務め、諸先輩方やスタッフさんたちに支えていただきました。稽古場で出来上がってきた曲をみんなが体育座りして聴き、「いいね!」と盛り上がった日々。創作の過程から参加することで、演劇を作る醍醐味を味わいました。2014年の再演時も稽古場で冒頭の曲がかかった瞬間に涙を流す人がいる、そんなたくさんの想いが詰まった現場で多くのことを学びました。

『アルジャーノンに花束を』の原作はダニエル・キイスの小説で、世界中で愛されているベストセラーです。SFでありながら、人間の機微、狂気、葛藤、成長が綴られ、誰でも気づきや学びを得られる物語。その物語に斉藤恒芳さんによる、センスと技術をとことん注入した、ある種実験的な音楽を乗せることで、彩り深いミュージカルになっています。その実験とは、テーマの一つである人体実験とも重なります。明るくて人が大好き、そんなピュアさゆえに人体実験に関わった主人公チャーリイの行く末…。果たしてチャーリイが関わった実験は良いことなのか?そもそも、人間の生存力と遺伝子を残すという欲のもとでパンドラの箱を開けたらどうなるのか?周りの人たちはそれをどう受け止めるのか?人に上下はあるのか?一見、遠い話のように思えるかもしれませんが、今の時代、決して人ごとではない気がしますし、この作品は必ず何らかのメッセージをお届けできると信じています。この作品を観ながら気づき、発見し、日常生活のヒントにしていただけたら嬉しいです。

実は初演の際、みんなで話し合いながら作品を作ることに驚きました。自分自身も作品の解釈や役作りに悪戦苦闘していたけれど、それがストンと腑に落ちたのは、この作品のメッセージをカンパニーのみんなで作ればいいんだ!と思えた時でした。今回、このカンパニー、このメンバーで2023年バージョンを作れることがすごく尊く、やらせていただけることに心から感謝しています。

そして、2006年と2014年にアルジャーノンを演じ、僕と共にこの大切な物語を紡いでくれた森新吾くんとの絆を忘れることはありませんし、今回、ストラウス博士を彼のグループのリーダーである東山義久さんが演じることで、より特別な瞬間になることでしょう。2023 年版ならではの『アルジャーノンに花束を』をみんなで力を合わせて、立ち上げていきますので、楽しみにしていてください。

あらすじ

32歳になっても幼児なみの知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話しが舞い込んだ。大学の偉い先生が頭を良くしてくれるというのだ。この申し出に飛びついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受ける事に。やがて、手術により、チャーリイは天才に変貌したが・・・。

ミュージカル『アルジャーノンに花束を』公演情報

上演スケジュール・チケット

【東京公演】2023年4月27日(木)~5月7日(日) 日本青年館ホール
【大阪公演】2023年5月13日(土)~5月14日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール

<チケット>
【公式ホームページ先行】
2022年11月19日(土)12:00~11月27日(日)23:59(東京・大阪共通)

【一般発売】
東京公演:2022年12月17日(土)~
大阪公演:2023年3月26日(日)~

スタッフ・キャスト

【原作】ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」(ハヤカワ文庫)
【脚本・作詞・オリジナル演出】荻田浩一
【演出・振付】上島雪夫
【音楽】斉藤恒芳

【出演】
浦井健治

大山真志 長澤風海 若松渓太
大月さゆ 藤田奈那 渡来美友

東山義久
北翔海莉

公式サイト

【公式サイト】https://algernon-musical.com/
【公式Twitter】@musicalalgernon
【公式Instagram】musical_algernon



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