佐藤勝利(Sexy Zone)、黒柳徹子のライフワーク『ハロルドとモード』に出演

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2022年9月から10月にかけて、東京と大阪で『ハロルドとモード』の上演が決定した。本作は、同名映画をもとにした朗読劇で、上演されるのはこれが3度目。2020年と2021年に続き黒柳徹子が主演としてモードを演じ、ハロルド役に佐藤勝利(Sexy Zone)を迎え、79歳と19歳のラブストーリーを繰り広げる。

『ハロルドとモード』は、1971年にアメリカで公開された映画。ブラックユーモアを散りばめながら、生きることの楽しさを描いた年の差ラブストーリーをコメディタッチで描いている。

これまで、ストレートプレイからドラマリーディング、ミュージカルと、キャストや上演形態を変え、国を越えて舞台化されてきたが、2020年9月にG2が新たに脚本を書き下ろし、従来の枠組みを超え、意匠を凝らした朗読劇に仕上げた。

中心となるのは、自分らしく生きる破天荒な79歳の女性・モードと、狂言自殺を繰り返す愛に飢えた19歳の少年・ハロルド。共通の趣味である“赤の他人のお葬式への参列”で、何度か顔を合わせたことにより仲が深まり、ハロルドは次第にモードに惹かれていく。周囲の人々は二人の交際にひどく反対するが、おかまいなし。生きることの楽しさをモードから学んだハロルドは、モードの80歳の誕生日パーティーを開くのだが・・・。

79歳のチャーミングな女性モードを、これまでの公演に引き続き、黒柳徹子が担当する。黒柳は、1977年に行われた来日公演を観劇してから、この『ハロルドとモード』への出演を熱望していた。2020年、ようやく長年の夢を実現させ、「芝居が終わった後も泣き続けていた。喜劇であっても最後には泣くことがある」と、自身のライフワーク公演として銘を打っている。

モードに恋する19歳のやんちゃな少年ハロルドは、2020年公演では生田斗真、2021年公演では藤井流星(ジャニ―ズWEST)が演じてきており、今回は佐藤がそのバトンを受け継ぐ。このほか、北乃きい、林田一高、近藤芳正、常盤貴子が出演。

『ハロルドとモード』は9月29日(木)から10月13日(木)まで東京・EXシアター六本木、10月15日(土)から10月18日(火)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。

目次

コメント紹介

◆G2(上演台本・演出)
徹子さんの「どうしても『ハロルドとモード』をやりたい」という熱意に共感し、一昨年、朗読劇としての台本も私が新たに書きおろし「今までにない朗読劇を」のスローガンのもと上演しました。たくさんのお客さまに楽しんで頂きましたが、「朗読劇ではなく、普通の芝居を見ているようだった」という感想が圧倒的に多かったのが印象的でした。また私自身、徹子さんの演じたモードがあまりにもキュートすぎて完全に心を奪われてしまうという事件も起きました。
そして今年で早や3回目を迎え、徹子さんの「この作品をライフワークにする」という意気込みの本気度をひしひしと感じ受けとめています。今年も佐藤勝利くん常盤貴子さんなど本当に素敵な俳優さんに集まっていただきました。初志をしっかり貫きながらもより新鮮を念頭に、今年もキュートな舞台装置、グラマラスな衣装、ハートフルな音楽、そして何よりも才能溢れる俳優たちの息の合ったやりとり、ちょっぴりブラックなジョークの連発に大いに笑っていただき、そして最後は・・・。
人間や人生についてピュアに感じることができる舞台、生きている素晴らしさを実感できる時間をお過ごし頂けるはず。

◆黒柳徹子
今年もご好評につき、朗読劇『ハロルドとモード』をやらせていただくことになりました。朗読劇は私にとって初めてと言っていい経験でしたが、皆さまの想像力をいっぱいにさせる、素晴らしいものだと知りました。装置がなくとも、動きがなくても、皆さまの想像力がそれをはるかに上回るとわかったのです。おもしろいお婆さんモードと、孤独で「人生死んだ方がまし」と考えている中で、モードに出会い心を許していく青年ハロルドとのラブストーリーです。
今回のハロルド役は、Sexy Zoneの佐藤勝利さんにお願いいたしました。共演者は、北乃きいさん、林田一高さん、近藤芳正さん、常盤貴子さんです。皆さんと共演できること、とても嬉しく、すごく楽しみにしています。
私が、『ハロルドとモード』の舞台を最初に見たのは、1977年。モードを演じたのは、フランスの名優ジャン=ルイ・バローの奥さんのマドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ましたが、笑いと涙が交錯してとっても印象的でした。その頃からモードを演じてみたいと思っていました。是非、ご覧ください。お待ちしています。それでは、その時に!

◆佐藤勝利(Sexy Zone)
演劇は好きなのですが、演劇的なセットや動きがなく、声だけでその人物を表現する“朗読劇”は初めての挑戦です。自分にとって声だけでその人物を表現出来るということは、お芝居をする上である種の最終形のように思うので、大きな動きがない“朗読劇”という舞台は、新たな自分の表現を探す貴重なきっかけをいただけたと思います。
そして今回黒柳徹子さんとご一緒させていただけると伺い、小学生の頃に毎朝、担任の先生が黒柳さんの書かれた「窓ぎわのトットちゃん」を朗読してくれた記憶が鮮明に蘇ってきました。当時先生の声を聞き、トットちゃんがどんな子でどういう風景を見ていたのだろうか、といったことを想像し、素敵な生き方だなぁと思いました。作品自体が魅力的だったのは勿論、今思えば、朗読によって想像力を掻きたてられた初めての経験でした。
今でも僕の心に残っている、その朗読。
本作でも記憶に残るような朗読劇をお届け出来ればと思っています。

『ハロルドとモード』公演情報

上演スケジュール・チケット

【東京公演】2022年9月29日(木)~10月13日(木) 東京・EXシアター六本木
【大阪公演】2022年10月15日(土)~10月18日(火) 大阪・森ノ宮ピロティホール

<チケット販売スケジュール>
【東京公演】2022年8月27日(土) 10:00~
【大阪公演】2022年9月18日(日) 10:00~

スタッフ・キャスト

【作】コリン・ヒギンズ
【上演台本・演出】G2
【音楽】荻野清子

【出演】
黒柳徹子 佐藤勝利(Sexy Zone) 北乃きい 林田一高  近藤芳正 常盤貴子

【公式サイト】www.haroldandmaude.jp/





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